【炎上】障害のヘルプマークをつけている女性に3人の老人が「お前は若いんだから席譲れ!」
netgeek 2016年3月26日
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年寄りというのはどうして誰かれ構わず横暴な態度をとることが多いのか。電車で3人の老人に席を譲るよう強要された女性が興味深いエピソードを披露した。
その日、しずくさんはヘルプマークをつけて電車に乗っていたところ、突然老人たちに絡まれてしまった。老人たちは若い人が席に座っていて自分たちが立っている状態が気に入らなかったようだ。
このプラスとハートマークが記されたものはヘルプマークというもので、妊娠初期の女性や障害をもっている人などが周囲の援助を必要としていることを伝えるためにつくられたもの。外見だけでは事情が分からない人も、このヘルプマークでメッセージを伝えられるというわけだ。
ツイートにある通り、老人たちは自らの無知を棚にあげ、さらに席を譲るように求めてきた。マークを見ればその意味自体は知っていなくとも、事情は察することができるはずなのに…。
その後、十分な説明をして理解させたしずくさん。なぜかまた別の無関係な老人女性たちから攻撃を受けることになった。
老人に自責性がなく他責性が強い傾向にあるのは一重に「自分のほうが年上だから偉い」という意識があるからなのだろう。エピソードを見ているだけでその場の状況が目に浮かぶようで腹立たしく思えてくる。
この記事を読んでいる良識あるみなさんにはヘルプマークについて深く理解しておいて頂きたい。
より住みやすい社会を実現するために東京都がつくったシンボルマークで数年前から普及し始めており、今では民間にも広がっている。このヘルプマークをカバンなどにつけている人がいたら是非思いやりのある行動で助けてあげてほしい。
なお、しずくさんのもとには、ツイートでヘルプマークを知ったという女性が席を譲ることができたと喜びの報告をしていた。
人は外見は健康そうに見えても思わぬ障害をもっていたり、日常生活に困る事情を抱えていたりするものだ。ヘルプマークは東京都の各駅の駅務室や都営バス各営業所などで配布されている。ヘルプマークの意味は是非覚えておき、周りの友人や家族にも教えてあげてほしい。