自然との融合を目指す「Tree in the House」に世界中が注目
netgeek 2016年3月26日
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自然との融合をはかったチューブ状のガラスの家が、現在までに世界中の250以上のメディアに取り上げられるなど注目を集めている。自然に寄り添って暮らすことで環境破壊を食い止める一つの方法になるのではないかと期待される。
参考:Stunning Tubular Glass House Built Around Tree
鬱蒼と茂る森の中に、ひっそりと佇むチューブ状のガラスの家。建物の中心にはモミの木が配置されており、家の外からも中からも自然との融合がはかられている。デザインは斬新でスタイリッシュであるとともに、環境にやさしい設計になっているという。
▼ こちらが話題になっている「Tree in the House」
▼室内から、周囲の森が見渡せる。すばらしい開放感だろう。
▼もちろん生活スペースも完備。
▼内外の自然を眺める贅沢な時間。
▼モミの木とともに生活する時間は格別。
▼家の中でも森林浴が楽しめる。
この建物を設計したカザフスタンの建築家、Aibek Almassovさんは、「私は自然に対して大きな敬意を抱いています。自然は私たちに多くの物を与えてくれているにもかかわらず、私たちは自然を破壊してしまっています。自然とともに暮らすことで、環境破壊を食い止める助けになるのではないかと考えています。そのために今回の家を設計しました。」と語った。
実は、この「Tree in the House」は2003年にデザインされた後、資金がショートして一度暗礁に乗り上げ、現在出資者を探している状態だという。画期的な解決策を打ち出すのが難しい環境問題に一石を投じるためにも、近い将来、実際に建築されることが望まれる。
すでにガラスとソーラーパネルの製造業者らが出資に意欲を示しているとのことだが、同時に現在、クラウドファンディングサイト”Indiegogo”でも資金調達がはかられている。ご興味のある方はこちらのページを参照して頂きたい。$100からの出資が可能とのこと。