2ちゃんねるを乗っ取られた西村博之、ジムを訴えたので11月から裁判が始まると明かし、都合のいいときだけ司法の力に頼る
netgeek 2015年9月25日
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2ちゃんねる管理人の西村博之が、2ちゃんねるを乗っ取ったサーバー屋のジム・ワトキンスを訴えたことを明かし、裁判が11月から始まると発言した。
参考:ジム・ワトキンスが西村ひろゆきから2ちゃんねるの経営権を奪えた「ただ1つの理由」
海外掲示板4chanを買収し、新管理人になった西村博之。もうすっかり2ちゃんねるのことは諦めてしまったのかと思いきやそうではないようだ。
2014年にジム・ワトキンスに2ch.netを乗っ取られて以来何の音沙汰もなかったが、水面下では着々と訴訟の準備を進めていたことが判明。突如として、今年の11月から裁判が始まると明かした。
▼4chanに西村博之が降臨したときの発言。「ジム側は嘘をついている。日本で訴えた」と発言している。
2ちゃんねるをめぐっては西村博之は一度は管理人を引退したと宣言していたが、パケットモンスター社がペーパーカンパニーだとバレてからやはり管理人を続けていたことが分かり、また警察の調査も入ったことで運営上の実質的な権限を今もなお握っていることが確定した。
その後、どうしても訴訟リスクを減らしたい西村博之はサーバー屋のジム・ワトキンスに2ちゃんねる管理人の名義人を依頼。
このとき正式な契約書を交わさなかったため、2人の間で認識のズレが生じたものと思われる。そしてジム・ワトキンスは西村博之からサーバー代の支払いが遅れたタイミングで2ちゃんねるを乗っ取るという強行手段に出た。もっとも西村博之は料金はきちんと払っていたし、ジムの会社の資金繰りが厳しいということで通常よりも多額の金を送金したと主張している。
ただ西村博之といえば、多数の訴訟をバックレて莫大な賠償金を背負ったものの、支払いが強制されないことをいいことに一切無視を決め込んでいる人物だ。
それがここにきて司法の力を頼るとはなんともおかしな話ではないか。裁判にはnetgeek編集部で傍聴に行ってみようか。
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