【炎上】絶賛された扇のオリンピックロゴに佐野研二郎派のデザイナーが一斉に反対意見を表明
netgeek 2015年8月24日
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スペイン在住の日本人デザイナーが非公式につくった扇のオリンピックロゴが一般人に絶賛されたのとは裏腹に、一部のデザイナーたちが一斉に「デザインが汚い」と批判し始めた。
きっかけはデザインを生業とする人物がFacebookでnetgeekの扇のロゴを取り上げた記事をシェアしたこと。「素敵!佐野氏のデザインは気持ちが沈みます」と意見している。
参考:【朗報】フリーデザイナーが非公式でつくった扇のオリンピックロゴが「日本らしくていい!」と絶賛される
このシェアには382いいねもつき、27シェアもされて拡散されたのだが、どうもコメント欄がおかしいことになり始めた。
なんと続々と反対意見が書き込まれ始めたのだ。しかも全員がデザイン関係者。
中島英樹(Nakajima Design)「汚い」
松家利絵(PLACE PLUS DESIGN)「佐野くんのデザインが好き。メディアは無視します」
植原亮輔(佐野研二郎氏と同じ多摩美術大学出身)「どこがいいのか分からない」
古平正義(FLAME デザイナー)「いつからこんなクリエイティブ後進国になってしまったのか」
森本千絵(佐野研二郎氏の元部下)「わかりません」
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これは何かのネガティブキャンペーンなのだろうか。あまりにも奇妙な出来事だ。
わざわざ友人の投稿に反対意見を書き込むだけでも少し変なのに、時間を見ると8/19の夜から20日の早朝にかけて一斉にコメントを書き込んでいる。つい集団で口裏を合わせたのではないかと疑ってしまう。
一部のデザイナーたちが身内で協定をつくり、ぐるぐると賞を融通しあっていたことはすでに明らかになっている。
日本のデザイン業界はこうしてデザイン力に優れた実力者ではなく、コネに優れた卑怯者が成り上がる世界になっていたのだ。
扇のロゴは大多数の一般人がいいと認めたのだから何もケチをつけることはない。
言うまでもなくオリンピックはみんなのために開催されるものだ。デザイナーは自分の感覚よりも顧客の声に耳を傾けるべきではないだろうか。ニーズをくみ取らないデザインはただの自己満足にすぎない。
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