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【炎上】「ラオスのダム決壊は日本のせい」by ハーバー・ビジネス・オンライン志葉玲

netgeek 2018年8月23日
 

ハーバー・ビジネス・オンラインにとんでもない記事が掲載されている。ラオスで起きたダム決壊事故について「韓国のSK建設ばかりがバッシングされているが、日本にも責任がある」と意味不明な理屈が展開されているのだ。

前回の記事:ラオスのダム決壊、韓国SK建設の53人は事前に異変に気づいて避難していた

日本を逆恨み。

問題になったのはハーバー・ビジネス・オンラインの「建設中に決壊したラオスのダムは、日本の資金によるものだった――韓国叩きに終始するメディアが報じるべきこと」という記事。もはやタイトルの時点で違和感を覚える。

記事の要約

・ダム事業を進めたのはタイと韓国の民間企業、ラオスの国営企業による合弁会社

・このうち建設担当のSK建設(韓国)が日本ではバッシングされた

・だが、実は日本も当事者なのだ

・合弁企業に融資したクルンシィ・アユタヤ銀行は三菱UFJ銀行のグループ傘下にある

・また、クルンシィ・アユタヤ銀行の経営陣には日本人が複数いる

・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)はクルンタイ銀行の株と債券をもっている

・日本政府がラオスを支援したことでダム計画が加速した

・ラオスのダム決壊は関与した企業の責任だ

・融資した銀行や支援した政府も検証されるべきだ

・日本政府や日本企業の姿勢も問われている

・こうした指摘をするのはメディアの重要な役割だろう

日本に何の恨みがあるのか、とにかくいちゃもんをつけて責任をなすりつけようとしている。記事を書いたのは志葉玲という人物だ。

帝京大学法学部を卒業後に番組制作会社で働き、志葉玲というペンネームでジャーナリストとして活動し始めた。Twitterのプロフィールでは「戦場ジャーナリスト」と名乗っている。

言うまでもないことかもしれないが、一応netgeeek編集部から反論しておきたい。

・融資と建設に欠陥があったことは無関係

・仮に日本の銀行や政府が関与していなくてもSK建設が事故を起こしたはず

・融資が決まったのは三菱UFJが統合する前だった

・融資した銀行は他にも多数ある

・ダム決壊の原因は技術力不足では?

・ラオスの人は韓国SK建設を批判しており、日本のことは恨んでいない

・SK建設は当初、苦しい言い訳で誤魔化そうとした

石平氏も真っ向から批判し、その意見がTwitterで支持されている。

ちなみに志葉玲の妻は増山麗奈。あの度々問題行動を起こすことで有名な増山麗奈だ。

参考:【炎上】社民党・増山れな、公職選挙法が禁止する「駅ホームでの演説」を行う

不自然なまでに韓国を擁護し日本を貶めた志葉玲の意見は絶対におかしいし、記事を掲載したハーバー・ビジネス・オンライン(扶桑社)も間違っている。

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