【炎上】NHKの新ドラマ「フェイクニュース」に「お前が言うな」とツッコミ殺到
netgeek 2018年8月20日
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主演、脚本ともに豪華。
筋書きは、フェイクニュースと戦う記者を特集したもの。
(1)中年男性がSNSに投稿したつぶやきで炎上騒動が起きる
(2)ネット上でフェイクニュースが飛び交う
(3)大手新聞社からネットメディアに出向してきた女性記者(北川景子)が真実を追い求める
放送は2018年10月20日(土)前編、10月27日(土)後編、土曜よる9時から9時49分。
出演は光石研、永山絢斗、矢本悠馬、新井浩文、岩松了、杉本哲太。脚本は「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」などを手がけた野木亜紀子。
「フェイクニュース」という言葉はトランプ大統領が使ったことでここ数年で一気に普及した。時流をうまく捉えて題材にしたのは面白い試み。良くも悪くも波紋を呼ぶ作品になりそうだ。
他方でネット上では「NHKがやるべきドラマではない」と批判の声も聞かれる。
参考:バノン前首席戦略官「NHKは日本のCNNに違いない」 NHKのインタビュー中に激怒
事実上アメリカのナンバー2と言われたスティーブン・バノン(元首席戦略官)がNHKを名指しで「NHKは日本のCNNに違いない」「NHKはフェイクニュースだ」批判したのは印象的だった。
もしNHKが自戒の念を込めてドラマを制作したのならいいが、もしフェイクニュースを自分には関係のない他人事のように捉えていたのなら問題だろう。
なお、脚本を担当した野木亜紀子は世間からツッコミが入ることも想定済みだったようだ。
以前、新聞やテレビの誤報を正す架空のチームの連続ドラマを作りたくて民放局にもちかけたら「お前が言うなと視聴者の反感を買うから無理」と言われ、地上波でメディアを扱うのは難しいのかなと思っていたらネタは違えどNHKがやらせてくれたので「ありがとう公共放送!」という気持ちです。 #NHK土ドラ https://t.co/Z1PjaO8tO0
— アンナチュラルな野木亜紀子 (@nog_ak) August 17, 2018
しかし発表した途端そのものズバリ「お前が言うな」と言われているところからして、企画を通さなかった民放局の判断は正しかったともいえますね。なんという皮肉。もし『新聞やテレビの誤報を正す架空のチームの連続ドラマ』に果敢に挑戦してくれる局があるのなら、ご一報ください。
— アンナチュラルな野木亜紀子 (@nog_ak) 2018年8月17日
こう書くと今度は新聞やテレビばかりが悪いみたいだな。厳密に言うと「新聞・テレビ・ネット上の誤報」です。
— アンナチュラルな野木亜紀子 (@nog_ak) 2018年8月17日
あらすじとツイートを総合して考えるに、ネットメディアの記者がフェイクニュースに気づき、テレビ、新聞、世間の間違いを正していくということだろうか。問題提議や社会風刺も織り交ぜられた作品のような気がする。
民法からNGが出た問題作ということで注目が集まるドラマ「フェイクニュース」、良くも悪くも注目が集まっている。
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