100年ぶりにクリップが進化して半分の力で開くように
netgeek 2018年2月15日
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プラス株式会社が開発した新型クリップ「エアかる」が画期的な商品だと注目されている。シンプルな構造で長年、進化しなかったクリップが今、大きく前進した。
必要な力が50%も減らせた。
エアかるは一見、ごく普通の事務用クリップに見える。値段も10個で300円と普通。
だがクリップのデザインに注目すると小さな突起がついているのが分かる。
支点の位置を力点から遠くすることで軽く開くように工夫しているのだ。話は非常に簡単。
プラスの社員は固定概念にとらわれていたと話す。常識を疑ってゼロベースで見直したら画期的な新商品ができたということか。
小さな突起をつけただけなのでコストはさほど変わらず。爆発的なヒット商品になりそう。
取っ手の部分も形がフラットに改良されている。
どうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだ…。
各10個入りでメーカー希望小売価格は、大450円、中350円、小300円(税抜)。必要な力はそれぞれ大50%OFF、中40%OFF、小30%OFFとなっている。
中には「クリップが固いと思ったことはない」と本音を漏らす人もいるが、主に事務作業をする人は大喜び。早速試してみたいと盛り上がっている。netgeek編集部で爪楊枝をセロテープで固定して試してみたところ、確かに軽くなっているのを実感することができた。
プラス株式会社は特許を出願中だ。