【炎上】石平太郎 VS 古谷経衡 中国出身者が日本を褒めるのは過剰同化なのか?
netgeek 2018年2月12日
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収集がつきそうにもない炎上騒動。
一体何があったのか。分かりやすく時系列でまとめた。
まず、古谷経衡氏が石平氏を「知識がない」とディスる。
杭瀬川の戦いとか、上田合戦とか知らないのかなこの人。まあしょうがないか。私も中国の戦いに全て精通してないし>私が天下分け目の戦いが行なわれたという関ケ原(岐阜県)に行って驚いたのは、そのあまりに狭いこと。しかも戦いは1日で決着した。中国の基準ではこれは戦争とは呼びません(石平氏)
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』 (@aniotahosyu) February 8, 2018
続けて「過剰同化」だともディスった。中国出身の石平氏が日本社会でうまく生きていくためには必要なことなのだろうと嘲笑いながら分析している。
外国人出身者が母国をDisって日本をAgeる。過剰同化の典型だが、まあ仕方が無い。私も中国に行って立身出世しようと思えば「日本は悪かった、中国はすごい」というだろうから。でもまあなんだか、レベルがね(笑)
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』 (@aniotahosyu) February 8, 2018
高校2年位の知識量で保守論客扱いというのも凄い現象だが、日本人としては外国人に母国をアゲしてくれると気持ちがいいし、向こうは向こうで日本社会で認められるのには手っ取り早いからWin-Winという感じなのかな。でも日本アゲするならもうちょい勉強して欲しいよね~。
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』 (@aniotahosyu) February 8, 2018
石平氏はこのうち、差別的な発言があった部分に激怒。猛烈な勢いで抗議した。
古谷経衡氏は私の言論活動に対し、「日本人としては外国人に母国をアゲしてくれると気持ちがいい」と評した一件、帰化人を侮辱するこのような悪質な差別言論に対し、私は絶対許せない姿勢で臨む。本人からの発言撤回と公式謝罪がない限り、徹底的に追及していくつもりである。
— 石平太郎 (@liyonyon) February 9, 2018
すでに説明したとおり石平氏は日本に帰化している。
古谷経衡氏は私の言論活動に対し、「日本人としては外国人に母国をアゲしてくれると気持ちがいい」と評した。日本国民の私石平を「外国人」と決めづけるという、悪質な人種差別・排外主義の発言である。この人は普段「ネットウヨによる差別」云々と言うが、本人こそはれっきとした差別主義者である。
— 石平太郎 (@liyonyon) February 9, 2018
帰化した人間を「外国人出身者」などと表現して批判するのは差別だという話だ。これが許されるなら日本に帰化した者が愛国心をもって発言すると何でも過剰同化と言われてしまう。
以下は私のことを評した古谷経衡氏の連続ツイート、私に対する人種差別的攻撃が含まれていることは一目瞭然だ。しかし彼は「それが一般論だ」と言って非を認めない。ならば私は今後、この連ツを各報道機関やその他に送り、それが差別発言に当たるかどうかの判断を、社会の公論に求めていくことにした。 pic.twitter.com/9ZaFR2lPXl
— 石平太郎 (@liyonyon) 2018年2月11日
今まで上目線からネット民を批判してきた古谷経衡氏は今、ネット上で私に対して人種差別的攻撃を行って謝罪の一つもしない。ここでフォロワーの皆様にお願いしたい。彼の下記の連続ツを広く拡散して、彼の猛省と社会の公論を促していただきたい。帰化人の名誉のために戦う私を、ぜひご応援ください! pic.twitter.com/SrTffRdSOv
— 石平太郎 (@liyonyon) 2018年2月11日
石平氏の文面を見るに本当に怒っていることが分かる。
これに対し古谷経衡氏は反論し返す。まず「自分には表現の自由がある」という主張。
あと一つ、石平氏に申し上げます。日本は中国や北朝鮮と違って言論の自由が保障された自由国家です。発言や文章についての論評は憲法で保障された自由です。それを「人種差別的攻撃」等と飛躍させるのは理解に苦しみます。どうぞ私の本におかしいと思う点があれば自由に批判、論評して下さい @liyonyon
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』 (@aniotahosyu) February 10, 2018
続けて「差別主義者」と言われた自分も被害者だと主張する。
一般論として、ツイートを曲解のうえ名指しで「差別主義者である」と自分を指弾されたら、それこそ怒り心頭、気分が悪い、琴線に触れるとおもいますがいかがでしょうか。 RT @s_y3A8y_s しかし相手は、気分が悪い、琴線に触れたと思っているのです
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』 (@aniotahosyu) February 10, 2018
さらには「過剰同化」というのはあくまで一般論を述べただけで石平氏のこととは名指ししていないと釈明した。
日本人が本邦出身以外の人間から母国を誉められると、嬉しく思う。本邦出身以外の人間は過剰同化の傾向がある、というのは社会通念上の一般論であり、社会学的には普遍的解釈の一種である。どこにも石平氏を名指ししていない。曲解はやめてくださいね。 https://t.co/Gqb9A7slTW
— 古谷経衡@祝増刷!『日本を蝕む極論の正体』(新潮社) (@aniotahosyu) February 10, 2018
しかしながら改めて文脈を見返せば石平氏のことを指しているのは明らかであり、後づけの苦しい言い訳にしか聞こえないのもまた確か。また、表現の自由があるからといって差別的な発言を行ってもいいというわけではないので、古谷経衡氏の言い分は筋が通らない。
「高2の知識量」という批判はまだ表現の自由で許される部分だが、その後、人種で一括りにして差別発言に繋げたのはよくなかった。そもそも知識量と人種とは全く関係がない話だ。
石平氏は本当に怒っているようなので、早く発言を撤回し謝罪しないと大事になるのではないだろうか。
どちらを支持するか、netgeekではアンケートをとってみた。
炎上中の「石平太郎VS古谷経衡」の戦い、あなたはどちらを支持する?
※古谷経衡が石平太郎のことを「外国人が日本で認められるための過剰同和」と批判し、石平太郎が「人種差別だ」と反論した。
— netgeek (@netgeek_0915) February 12, 2018
この記事執筆時点では、石平氏が86%で、古谷経衡氏が14%と、石平氏が圧勝している。日本人が中国出身の石平氏を支持しているというこの結果が全てであるように思える。
ところで古谷経衡氏はなぜ35歳にもなってこのような奇異に見える髪型にしているのだろう?
人は少なからず見た目で判断されるわけで、社会人ならもっと信用される見た目にしたほうがいいと思う。社会通念上の一般論です。
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