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流出した新文書は事実無根だった。義家文科副大臣が萩生田副長官に謝罪

netgeek 2017年6月21日
 

加計学園をめぐって新たに流出した文書(メモ)について、義家文科副大臣が萩生田副長官に事実無根の内容だったと謝罪した。

同席していない人が勝手に書いていた。

文書は萩生田副長官の発言録として、安倍総理からの直接支持、獣医学部新設について締切を設けられたなどという内容が記されていた。だが萩生田副長官は発言を一切否定し、そもそも文書をつくった者は会議に同席していなかったと怒りまじりに話す。

松野文科大臣も同じように証言。一部、発言していない内容があると認めた。「独占スクープ」とばかりに意気揚々と報じたNHKクローズアップ現代は裏とりをしていなかったのか…。

こうなってしまうと劣勢に立たされるのが義家文科副大臣。総理官邸を訪れて萩生田副長官に直接謝罪した。問題はなぜあの文書が作成されたのかだ。

▼問題の「10/21 萩生田副長官ご発言概要」。どこが事実でどこが事実無根なのかは不明。

担当者は会議に出席した人から萩生田副長官の発言を又聞し、さらに自分の知っている情報を付け加えて上司に報告したとされる。ただ単に伝言ゲームで情報を間違えてしまったのか、それとも文部科学省の上司を説得するために事実を捻じ曲げたのかは不明。

これでようやく関係者の証言が一致した。

今最も誠実に説明しないといけないのは文書を書いた担当者だろう。記憶がないなどと言って逃げるのではなく、事件を起こした当事者としてきちんと説明責任を果たす必要がある。現時点では、内閣府に交渉で負けてしまった担当者が言い訳のために安倍総理や萩生田副長官の力を利用して文部科学省の上層部を説得しようとしたという説が有力になっている。

ということは加計学園獣医学部新設にあたって「総理のご意向」「官邸の最高レベル」が関与したという疑惑はやはりガセである可能性が高い。内閣府の担当者→文部科学省上司→前川喜平→玉木雄一郎議員→マスコミと情報が流れていく中で、各関係者の被害妄想が入り混じり伝言ゲームで話が膨らんでいったというのがオチであろう。

最後に文部科学省職員が意図せずして生み出した自虐ネタを紹介しておく。

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