インドの屋台で出会った芸術的な葉っぱのお皿。茎で1箇所を留めているだけ
netgeek 2017年5月8日
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手渡されたのはとても可愛い葉っぱのお皿。
どうやらインドの屋台ではこれが当たり前のようだ。メインの食べ物よりも道具のほうに目がいってしまった。それにしてもただの薄い葉からここまで立体的な形を作り出すとはインド人の頭の良さが窺える。
分解してみるとお皿は3枚の葉からできていた。
そして驚くべきは固定するのに使われたのが1本の茎だけだったということ。
出典:https://twitter.com/6jigen/status/860538172308045824
つまり完全に天然の素材で、地球環境を汚さない道具を生み出せたということになる。ネット上ではインドの知恵に感心する声が集まり、画像は6,000以上もシェアされた。
その後、インド人が登場し、色々と解説してくれた。
@6jigen @mujina1985 インドのものです。こっちわほとんど毎日寺で葉っぱ皿に食べ物貰えるので当たり前だと思ってしまうですね。違う文明から見るたびだけ「あー、本当だ!」って実感します。
— vijay (@vjk2005) 2017年5月6日
@mujina1985 @6jigen そうかな?紙の代わりに葉っぱを使ってるただの折り紙じゃないですか?折り紙でわ日本の方が断然上ですよ。確かにインドとしてわ面白いですけど日本と比べると薄いですね。
— vijay (@vjk2005) 2017年5月6日
インドではこれが普通で何も思わなくなっているというところが興味深い。日本の常識は世界の非常識。そして逆もまたしかり。一度海外に目を向けるとそこには全く違う世界が広がっている。
調べたところ、葉のお皿を広めようとするプロジェクトが進められていることが分かった。
やはり100%リサイクル可能でエコというところがポイント。今後、葉のお皿が広まれば少なからず地球環境に貢献することは間違いないだろう。プロジェクトにはすでに多くの賛同者が集まっており、注目が高まっている。