【速報】今村復興大臣が失言で辞任。「東日本大震災はまだ東北だったからよかった」
netgeek 2017年4月25日
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今村復興大臣は25日、自民党のパーティーにて不謹慎な発言を行い、批判の声が高まっていた。
今村復興大臣の発言の趣旨は「東日本大震災の損失は25兆円という計算がある。これがもし震源地が首都圏だったら被害がもっと大きくなっていただろう。そういう意味ではまだ東北でよかった」というもの。決して間違ったことは言っていないが、これは心の傷を負っている被災者にとってはあまりにもデリカシーがない発言だと批判の声が高まった。
今村雅弘復興大臣といえば、つい数週間前に自称フリージャーナリストの挑発に乗って「自主避難者は自己責任」という趣旨の発言をして炎上したばかり。その後、真実が明らかになり、世論は今村復興大臣派に傾いていたが、一方で辞任を求める抗議の声も大きくなっていた。
参考:今村復興大臣と偽ジャーナリストのやりとりを要約してみたらガンジーでも助走つけて殴るレベルだった
発言の意図について今村復興大臣はその後、「首都圏の地震対策を強化しないといけない」という趣旨だったと追加の説明を加えた。
前回同様、即座に発言を撤回し謝罪しているのは素早い対応だ。これだけマスコミ囲まれて騒がれると心労もかなりの負担になるに違いない。
しかし、ついに耐えきれなくなったのか、今回の再炎上で辞任の意向を固めた。
安倍総理はすでに「東北の方々を傷つける発言だった」として謝罪している。ただ、今村復興大臣がエヴァンゲリオンネクタイをつけて被災者のことを考え、懸命に復興支援をしていたのは紛れもない事実。
今回の「東北のほうでまだよかった」という誤解を招く表現で辞任にまで追い込まれるのは気の毒という声もある。現在、世論は真っ二つに分かれている。
今村復興大臣が失言により辞任。「東日本大震災はまだ東北だったからよかった。これが首都圏だったら莫大な被害になっていた」。決して間違ったことは言っていないが、被災者に対してデリカシーのない発言だと批判されている。
— netgeek (@netgeek_0915) April 25, 2017
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