門田隆将「ネットのおかげで既存メディアが事実ではなく主義主張に基いて報道していると国民が気づくようになった」←その通り!
netgeek 2017年4月7日
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議題は「今の日本のマスコミは真実を伝えているかどうか」。
まず口火を切ったのは新聞記者・ジャーナリストの長谷川幸洋氏。メディアの内部にいる者として重要な証言をする。
「私は門田さんが書いているファクト(事実)とイデオロギー(主義主張)の問題が核心だと思います。私は新聞業界に長いこといますけど、かつてはイデオロギーっていうのはそれほどは出てこなかったですよ。僕のいる東京新聞とか中日新聞だって今みたいに左じゃなかったんです。でもこの5年、10年ぐらいで急にファクトとイデオロギーの部分でイデオロギーが物凄く出てきました。」
▼東京新聞は最近、辻元清美議員の森友学園にかかわる疑惑について「辻元叩きは女性差別だ」という見解を掲載して異常だと話題になった。
参考:東京新聞が「辻元清美叩きは女性差別」と特集を組んで頭狂新聞
続いてジャーナリスト・ノンフィクション作家の門田隆将氏がインターネットの普及でメディアの虚像がバレ始めたと鋭い考察を披露する。
「メディアがイデオロギーに基いて報道してるって国民が気がつくようになったのはネットのおかげです。ネットが色々な情報を発信したことによって既存のメディアというのは実はファクトではなくてイデオロギー、主義主張に基いてやっているんだと皆が気づいた。もう若者はSNSのほうが信用できるというふうになってしまった。ネットが出て来るまでは皆既存メディアを信じてましたから」
これは極めて重大な指摘だろう。とりわけ政治にかかわる報道はネット上の世論と食い違う報じ方が多く、強い違和感を覚える。政治的な時事はまさしく主義主張が関与する部分なのでメディアによって偏向してしまうのだろう。
▼今村復興大臣はフリージャーナリストの罠にはめられた被害者なのに、メディアは何度も激怒シーンを流し悪者扱いしている。自称フリージャーナリストの正体については報じないのか?
番組では後半に「新聞は事実と社説をきちんと分けて書くべきだ」という意見にみんなが賛同していた。基本的なことだが、それができている新聞は少ない。自説に都合のいい部分だけを切り貼りして報じるやり方ではもう国民を騙すことはできない。
動画。
長谷川幸洋「東京新聞も今みたいに左じゃなかった。5年10年前くらいから主義主張の部分が物凄く出るようになった」←東京新聞に処罰された人の言う事は重みが違うwww
門田隆将「ネットのおかげで、既存メディアは事実ではなく主義主張でやってる事に皆が気が付いた」←そうです\(^o^)/ pic.twitter.com/e926eznCSZ
— 500円 (@_500yen) 2017年4月2日
これまでメディアというものは国民を洗脳できるという意味で強大な権力を持ってきた。例えば「東京では○○がブームなんです!」「海外のスターが緊急来日!空港には500人のファンが!」などと報じれば人気があるように演出することができ、本当にブームを起こすことができる。
▼韓流スターが来日するとして羽田空港にできたファンの列。明らかに800人もいないのにメディアは嘘をついている。
▼韓流スター来日イベント参加者募集。謝礼2,000円。インターネットですぐにやらせがバレる。
テレビでよく使われる「○○が静かなブーム!」というフレーズはその表現自体が矛盾しており、流行らせたいという制作陣の意図が透けて見える。広告代理店と組んで国民を洗脳するのが仕事なのだ。
脳機能学者の苫米地英人氏は「電通 洗脳広告代理店」という書籍を出して注目を集めた。メディアが広告代理店、スポンサー(広告主)と癒着して国民の価値観を操作しようとしていると暴露する本だ。
テレビの視聴率が落ち、新聞の購読数もだだ下がりになっている昨今、日本のメディアは根底から仕事のやり方を見直さないとこのままでは厳しい。「既存メディアよりSNSの情報のほうが信用できる」という声を無視してはならない。