38度以上の熱が出ても55%の人は会社を休まない。こんな異常な日本は改善すべきだ
netgeek 2017年1月25日
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あなたは体調が悪いとき、無理して会社に行くだろうか?それとも迷うことなく会社を休むだろうか?
テレビのクイズ番組で驚きのアンケート結果が出たと注目を集めている。
「38度以上の熱で会社を休む人の割合を予想せよ」という問題に対し、ホリケンこと堀内健は35%と予想。しかし、実際は45%。つまり55%が無理して出勤するということが分かった。
体調が悪いときはきちんと休めるようにするべきなのに、こんな日本は異常ではないだろうか。まさしく会社に飼われている奴隷状態。しかも生真面目な日本人は誰に言われるでもなく自発的に無理をすることを選ぶ。
天然記念物ではないのだから、代わりの人に仕事を交代してもらうことはできるはずだ。もしもそれができない事情があるならば、会社側の労働環境に問題があると言わざるをえない。
企業はもっと労働者に働きやすい環境を整えるべきであろう。熱が出ても出勤する社会人は洗脳されているといっても過言ではない。
念のため、netgeekでもアンケートをとってみた。
あなたは38度以上の熱が出たとき、会社を休みますか?
— netgeek (@netgeek_0915) January 24, 2017
結果はやはり38度の熱でも会社に行くと答える人がいる。ほぼ全員が休むと回答できるような社会にすべきではないだろうか。本来であれば、雇用者と労働者は対等の立場で時間を売買する契約をしているわけだ。ときには強気に交渉しないとどんどん自分に不利な内容になっていく。日本の社会人は理不尽な労働環境にもっと文句を言ってもいいと思う。
精神論ほど合理的な判断を妨げるものはない。
▼社畜専用無理やり会社に行くセット。風邪薬とレッドブルがセットになって売られている。
▼小中学生用の栄養ドリンク。「疲れてもがんばれ!」というキャッチコピーが悲しい。
▼外国人が見たら驚くに違いない。
疲れたとき、体調が悪いときは休むのが一番。日本の社会人は愚直に頑張りすぎている。