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イチローVSダルビッシュ イチローの「ライオンは筋トレしない」にダルビッシュが反論する

netgeek 2016年10月25日
 

イチローの筋トレ不要論にダルビッシュ有が反論している。常識を覆すようなイチローの見解には一定の説得力があり、またダルビッシュの主張も力強さを感じる。これはどちらが正しいのだろう。

まずはイチローの意見から。6:56からトレーニングで体を大きくする話になり、イチローが全否定する。

イチロー「いやいや、全然ダメでしょそんなの。自分が持っているバランスがありますから、それを崩しちゃダメですよ。筋肉は大きくなるけどそれを支えている関節とか腱は鍛えられない。だから壊れちゃうんです」

実はイチローも過去はウエイトトレーニングをやっていた時期があった。「体が大きくなって嬉しくなるじゃないですか?(笑)でもスウィングスピード遅くなるんですよ。体が回らなくなるから。それでシーズン中に筋肉が落ちてきてなぜか調子がよくなる。6~7年は毎年同じことを繰り返してました。」

この筋トレ不要論に対し、ダルビッシュ有は「シマウマは筋トレしないとライオンに勝てない」と反論する(14:22~)。

ダルビッシュ「イチローさんに喧嘩売るわけじゃないですけど…、いやでも怖いな。イチローさん…。虎とかライオンはもともと身体能力高いんです。で、今って何が起きているかというと、シマウマたちがトレーニングし始めて、だからライオンたちもトレーニングしないといけなくなったっていうふうに思ってます。ただイチローさんはめちゃくちゃ頭がいい特殊なライオンだと思ってます。日本の野球界はいつまでもトレーニングしないシマウマたちなので世界で勝てない。」

イチローは筋トレしてしまうと自分のバランスを壊すので逆に能力が下がると主張したのに対し、ダルビッシュは筋トレが能力を上げると信じている。意見は真っ向から対立していることが分かる。

▼腕を見ると相当鍛えていることが分かる。

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多くの日本人は努力は報われると信じている。だがその努力は本当に結果に繋がるものだろうか?

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方向性を誤ったうえで間違った向きに突っ走っても得られるものはない。イチローの体験によると筋トレして体が大きくなった直後は調子が悪く、実際にスウィングスピードも遅くなる。そしてシーズン中に筋トレできなくて筋肉が落ちてくると調子がよくなってスウィングスピードが上がるのだという。

努力しないことこそが正しいというイチローの逆説は非常に興味深い。イチローとダルビッシュのそれぞれの意見、正しいのはどちらなのだろうか。

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