【速報】PCデポの売上が23.4%減でもうダメぽ
netgeek 2016年10月15日
|
参考:月次報告に関するお知らせ(ピーシーデポコーポレーション)
これが最新のPCデポ月次報告書だ!
全店売上高は23.4%減。あれだけ炎上した割には低い数値と思われるかもしれないが、利幅の少ない小売店にとってここまで売上高が減少すれば赤字転落は免れないだろう。セグメント別で商品とサービスに分けて見ると、商品は43.7%減で、サービスは3.8%減。
意外にもサービスの売上は減っておらず、それだけPCデポのサポートを頼っている高齢者が多いものと考えられる。また、そもそも現在に至っても炎上騒ぎがあったことを知らない高齢者もいるだろう。この決算から読み解くに、PCデポは販売店舗を縮小し、サービスのみに特化すればまだまだ黒字を出していけると予想される。
PCやスマホ、タブレットの使い方を教えてほしいというお年寄りはかなり多い。残念ながらPCデポを頼るしかないのだ。
現状ではPCデポ以外の選択肢であまり有力なところがないのが残念なところ。大手家電店がサポートを充実させてシェアを奪いにいけば一気にPCデポは苦境に立たされるだろう。高齢者をターゲットにしたセミナーを開き、「PCデポ乗り換え割」なんて始めたらどうだろう。
▼会社四季報。【炎上】という表記は初めて見た。
▼人の噂も七十五日と言うが、メディアはまだPCデポについてこまめに報道している。こちらは10月10日の記事。
▼ほんの1年前はディスクロージャー優良企業2015に選ばれていたPCデポ。どうしてこのようなことになったのだろう…。
なお、PCデポは売上が極端に減った理由を「Windows10の無償アップ グレードが終わった影響」と分析し、一連の炎上騒ぎについては一切言及しないようにしている。トウゼンカード、社長の女子会、社内メールの流出、社員の内部告発、不正隠蔽、色々あったのにどうして何も記述しないのか不思議なばかり。
思えばPCデポは異常なまでに内部告発が相次いだ。
しかしそれとは対照的に、現在、劣悪な労働環境が問題視されている電通では恐ろしいまでに内部告発が1件もない。この違いは一体何なのだろう…。電通はそこまで悪質な企業ではないということか、それとも飼っている社畜の質の違いか。個人的には後者であるように思える。
株式会社ピーシーデポコーポレーション直近3ヶ月の株価推移
驚いたことに株価の下落は今も止まらず、じわじわと底値を探る動きが続いている。おそらく悪材料はすでに出尽くしたので、後は回復を待つばかりといったところ。投資家の間ではここでPCデポ株を買って勝負するかどうかが熱い話題となっている。
Comments (1)