卵を盗もうとしているカラスに「待って!」と言ったら待ってくれて嬉しい
netgeek 2016年9月29日
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犬は声帯の問題で人間の言葉を話すことはできないが、耳で聞いて理解することはできる。それと同じように頭がいいカラスはもしかしたらすでに人間の会話を理解して聞き取っているのかもしれない。
ある日、うさみあやかさん(@ayaka182)は卵が盗まれる瞬間を目撃した。
(1)自分の頭ほどある大きな卵をくわえて持っていこうとしている泥棒カラス。これも自然の摂理だが、これから生まれてくる命が犠牲になると考えると悲しい。
(2)カラスが卵をくわえたとき、あやかさんは思わず「待って!」と声を出してしまった。カラスはびっくりして凝視。目があっている…。
(3)と、次の瞬間、カラスはなんと卵を置いてくれた。
(4)そして待ってくれている!!!めちゃめちゃ待ってくれている!!!
普通の鳥であれば目の前に大好物があればさっさとくわえて飛び立ってしまうものを、このカラスは「待て」をかけられた犬のようにじっと耐え忍んでいる。その姿はまるで飼い主様の信頼を裏切るわけにはいかないとしっかり理性にのっとって行動しているかのよう。
その後については動画もあり。
動画もあるよ。もういいっすかね?って感じに、再び卵をくわえて飛び去った pic.twitter.com/IdigIoA4Sd
— うさみ あやか (@ayaka182) 2016年9月28日
「もうけっこう待ったからいいかな?」と辺りの様子をうかがいつつ飛び立っている。卵は残念だったが、野生動物の行動としては興味深い観察ができた。あやかさんは自宅でヘビなどの動植物を飼っており、動物とのコミュニケーションのとり方はうまいと思われる。周囲からは「無意識のうちにカアカアと鳥語を話していたのでは?」という冗談も。
ちなみに、写真と動画の後ろにずっとカモが映っていたのにお気づきになっただろうか。
卵はおそらくこのカモが産んだものだったと思われる。カモの動きに注目してもう一度見返すとさらに興味深い。
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