【炎上】食べログの営業を断ったら評価が3.0にリセットされる祭りが発生中
netgeek 2016年9月7日
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飲食店経営にかかわる人たちの不満の嵐をご覧あれ。
(1)食べログのゴリ押し営業の契約を一部拒否したら店の評価がいきなりリセットされた。「検索順位を落とす」とも脅された。
(2)同じタイミングで3.0にリセットされたバー&レストラン「ウルトラチョップ」の方。直後、不自然なタイミングで営業をかけられた。検索について触れる脅し方は同じだ。
(3)同じような連絡が来たという報告。
(4)カレー&BAR「シューベル」は電話営業を断り続けた結果、その後4ヶ月間で評価が下がり続ける怪奇現象に悩まされている。クチコミ数も店の味も変わっていないのに評価が下がるのは絶対におかしい!
客観・中立性が大事なレビューサイトにおいて評価が一気にリセットされてしまうとはにわかには信じがたい珍事件だ。特に(2)の「ウルトラチョップ」については4店舗が全て3.0に変えられてしまったのが確認できた。レビュー数や書き込み内容は変わっていないのに、なぜか点数だけ変わったという報告も複数なされている。
百歩譲って、営業が来たことと評価がリセットされたのはただの偶然で因果関係はないとしても、そもそも評価をリセットしたり下げたりすることに正当な理由はあったのだろうか?飲食店の評価など、そうすぐに変わるものではないのだから突然3.0にされたのでは利用者としても困惑してしまう。
なお、食べログでは「点数を変更することはない」「有料広告サービスは評価とは無関係」とアピールしている。
にもかかわらず、同時に複数の飲食店から苦情が出ているのはどういうことなのか全く理解できない。食べログでは利用者がつけた点数を単純平均するのではなく、評価者の信頼性に応じて重みをつけて総合評価を決定していると発表している。
アルゴリズムの変更などがあったのならそう告知してほしいが、いまいち納得のいかない事態に騒ぎの声は次第に大きくなり、炎上状態に…。
火消しを図るため、食べログはプレスリリースにて次のような文章を公開した。
「食べログ」レストラン向け広告商品改訂のお知らせ
自然検索で表示される点数及びランキングにおきましては、オンライン予約機能の利用是非に一切関係なく、これまでと同様ユーザーの評価を基礎に算出、表示をしております。
このうち「ユーザーの評価を基礎に」の部分に注目。あくまで基礎にしているだけなので応用の部分はブラックボックスであり、正確な算出方法については誰も詳しいことが分かっていない。ちなみに食べログを頻繁に参考にしている人によると、評価4や5の店よりも3.4ぐらいの店が当たりの可能性が高いとのこと。
▼食べログといえば2014年にはこんなハプニングが起きたこともあった。
(株)カカクコム、1週間の株価推移。
ずっと横ばいだった株価が今回の不正評価疑惑で一気に下落し、年初来安値を更新する事態に。PCデポ、ゴルスタに続いて次は食べログだという声も多く聞かれる。ホリエモンがプロデュースするテリヤキや、Rettyが利用者数を増やす中、食べログの存在意義は薄れ始めている。
今や口コミサイトの口コミサイトが必要な時代。さらのその口コミサイトも必要になってどこまで続くのか見てみたい気もする。
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