【新宿ぼったくり居酒屋事件】食べログが口コミを消していたことが判明
netgeek 2014年12月30日
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新宿の居酒屋「風物語」がぼったくりを行ってトラブルを起こした件について、口コミサイトの食べログが不自然に口コミを消していたことが判明した。
前回の記事:【速報】ぼったくり居酒屋で炎上中の株式会社海野屋がサイトを削除して逃亡
まずはこれまでのおさらい。事の発端は新宿の風物語でぼったくりにあった人がTwtterでめちゃくちゃに記されている伝票をアップしたこと。
客数2、お通し6、席料5、飲み放題5と人数があまりにも適当につけられている時点でもうおかしい。値段もかなり高く、周りの客も店員と揉めていたという。
この店の評判についてnetgeek編集部が調査していたところ、食べログの口コミ情報が0件という珍しい事態に遭遇した。
けっこうひどいことをやっているお店なので怒りのレビューがたくさん書き込まれていると思ったのだが、「0件」を目にしてすっかり拍子抜けしたのであった。しかし、その後Yahoo!口コミにはたくさんレビューが書き込まれているのを発見し、違和感を覚える。
なお、株式会社海野屋が運営する他の店舗もことごとく同じ状況。Yahoo!口コミではたくさん「ぼったくりです!」という書き込みが見つかるのだが、食べログではこぞって0件。
そこでGoogleキャッシュを使って食べログのデータを遡って調べてみた。するとなんと、ちゃんと悪い口コミが書き込まれていたのだ。
書き込みの日付は28日で消去されているのを確認したのが30日なので、わずか2日で消されたことになる。これは一体どういうことなのだろう?きっと炎上する以前もずっと都合の悪い書き込みを削除し続けていたに違いない。
ヘルプで口コミの削除について調べたところ、「削除することはできません」の答えが。
これは書き込んだ者が削除できないということか?店側と食べログ運営サイドの削除についてはどのようなルールなのだろう。もし恣意的に悪い口コミを削除しているのならば、これはもはや口コミサイトとしての意味をなさないではないか。
特に今回ぼったくり事件を起こした風物語については悪いレビューが消費者にとって大変重要な参考情報になるはずだ。それを消し去るとは何たることか。
削除がどのような仕組みになっているのか、どのような基準で統制されているのかは知らないが、いずれにせよこの運営体制は全く理解できない。ぼったくりの店にぼったくりと書いて何が悪いのか。
【追記12/31 6:58】続き↓
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