民進党「鳥越俊太郎の巣鴨での演説が異常に短かったのは炎天下でフラフラになっている聴衆を見つけたからなんです。胸が熱くなっちゃいますね」
netgeek 2016年7月21日
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不自然なまでに美談に仕立てあげようとする姿勢。これはひどい…。
巣鴨での演説が短すぎたとの批判が噴出してますが、真相はまるで違います。昨日の炎天下の中でフラフラになってしまっている聴衆を見つけ、そんな状況に配慮して自分のスピーチ時間を最短で切り上げてしまったそうです。1秒でも長く本人の話を聞かせたい!と思う選挙慣れした我々の発想とは全く違う次元での神対応に応援する我々も胸が熱くなっています。
https://www.facebook.com/groups/peoples.lives.first/permalink/10153582124856780/
この投稿はFacebook内に置かれた公開グループ「民進党」になされたもの。そもそもいいねを押している人が29人だけと少なく、シェア数も12件だけ。青柳雅之氏が「胸が熱くなってしまいますね」と呼びかけたのもむなしく反響は全然なかった。
それもそのはず、司会のスタッフの男性は当時、このように説明していたのだ。「次の時間が迫っておりまして、大変申し訳ございません」
司会のスタッフは「次の遊説の予定がありまして…」と何度かに分けて説明している。鳥越俊太郎氏が話したのが1分ほどで森進一氏が話したのが1分半。合計で2分半。鳥越氏は20分ほど遅刻してきたのでそれでスケジュールが押してしまったというのが真相であろう。
そもそも本当に炎天下での体調を心配しているなら演説の後にゆっくりと歩いて握手などするはずがない。何を意味不明なことを言っているのか。
▼今回、美談にすり替えようとした青柳雅之氏は早稲田大学商学部卒。福岡銀行に勤務していた。
動画。11:47から鳥越氏が演説。14:15で森進一氏が話し終わり、14:26から怒声が飛び交い始める。
巣鴨のお年寄りが激怒して「ふざけるな!」と言い放つのも納得の進行具合。有権者たちは炎天下の中で少なくとも20分以上も待たされ、やっときたと思ったら演説が1分未満で政策の話はゼロ。仮に、できるだけ前の場所をとりたいと考えて余裕をもって20分前に来ていたら40分も待たされたことになる。
▼貴重な生の声。怒るのももっとも。
鳥越氏に期待していた人もこれを機に他の候補者に支持を変えてしまったかもしれない。巣鴨の口コミネットワークは強いので鳥越俊太郎氏の悪評は即座に広がったはずだ。そして、ここにきて「炎天下でフラフラになった人を見ての神対応。胸が熱くなっちゃいますね」という説明。有権者をバカにするにもほどがある。