宮内庁が天皇陛下の生前退位を否定!その本音とは…!?
netgeek 2016年7月14日
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前回の記事:【速報】天皇陛下が生前退位へ。平成が終わる
宮内庁の山本信一郎次長が、報道各社からの取材に対し「そうした事実は一切ない」とのコメントを出した。
午後8時半ごろ庁内で各社の取材に応じた山本次長は、「陛下が生前退位の意向を宮内庁関係者に示されたという報道があったが、そうした事実は一切ない」と繰り返し強調。「長官や侍従長を含め、宮内庁全体でそのようなお話はこれまでなかった」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000184-jij-soci
7月13日夜に宮内庁がこのようなコメントを出したわけだが、14日もテレビ各局は「天皇陛下が生前退位のご意向を持っている」という前提で報道を行っている。もはやどういう事態になっているのかよく分からない。この捻じれは一体どういうことなのだろうか。
宮内庁のスタンスについて、実に分かりやすく解説している方がいた。
つまり、天皇陛下のご意向(今回の場合は生前退位する)によって国会が動けば、天皇陛下が国政を動かすという「憲法に違反する」事態となってしまうことが懸念されるのだ。実際、皇室典範の改正などについて、すでに報道もはじまっている。宮内庁としては、天皇陛下のご意向が真実であってもなくても、否定せざるを得ないというわけだ。そういった事情を考慮しているのだろう、安倍総理や菅官房長官もコメントを差し控えている。
そもそも生前退位については、皇室典範が制定される際、様々な状況を考え慎重に議論されていた。
端的にまとめると、天皇陛下が自由に退位することを認めれば、極端な話にはなるが男性皇族が全員即位を拒否するなど大変な事態が起こりうるし、また、天皇陛下の意思が偽装される可能性も完全に否定できないのだ。天皇陛下のご意向が真実だとしても、これから再度の議論によって煮詰めていかなければならない部分も多い。
一方、気の早いところでは、こんなことを心配する人も。
▼ジャニーズの人気グループ「Hey!Say!JUMP」の行く末を心配する声が続出。
▼V6の先輩たちも頑張っているから大丈夫(?)というツイートが賛同を集めた。
▼一方、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」にも心配の声が。改名してヒットした先輩もいるが…。
天皇陛下のご意向に関する第一報から現在に至るまで、まだ情報に混乱が見られる状況だ。今後、新たな情報が入りしだい迅速にお伝えしていきたい。
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