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まるでガラス細工!水にぬれると透明になるスケルトンフラワー

netgeek 2016年5月1日
 

山地や高原に、水にぬれるとガラス細工のように透明になる花があるという。「スケルトンフラワー」という異名を持つサンカヨウ(山荷葉)という多年草だ。

サンカヨウは5月〜7月に花をつける。しかし、5〜7日という大変短い間しか花をつけることが出来ないので、そのガラス細工のような姿を目にすることは大変難しい。

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▼こちらがそのサンカヨウの花。

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▼朝露や雨を吸収して透明になる。

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▼こちらが普段のサンカヨウ。2cm程の小さく可憐な花をつける。

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▼朝露にぬれるとだんだん半透明になっていく。

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▼透明になっていく過程も幻想的だ。

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▼サンカヨウの花言葉は「親愛の情」。

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▼透明になると儚げな様子に神秘的な雰囲気が加わっていく。

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▼完全に透明になった姿はこちら。ガラスのように透明でとても瑞々しい。

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▼ただでさえ1週間ほどしか花をつけないのに、朝陽に当たるとすぐに白に戻ってしまうので、透明になっている姿を見るのは大変難しい。

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▼上ノ平高原で群生している様子。

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▼ブルーベリーによく似た実をつける。実は食べることができ、味はとても甘い。

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儚くて幻想的な一面を持つこのサンカヨウは日本の中国地方から北海道、サハリンにかけて生息している。日本各地の山や高原で見ることが出来るので、山登りや高原に遊びにいく際は、朝霧によって作られるこの儚いガラス細工を目にするかもしれない。是非周りに目を凝らしてみて頂きたい。

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