保育園建設中止問題、毎日新聞によって反対理由がすり替えられていた。「狭い道路で車も多くて危険」→「子供がうるさい」
netgeek 2016年4月16日
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4月に開園予定だった千葉県市川市の私立保育園が地元住人の反対にあって開園を断念したと毎日新聞で報じられた。同報道では開園への反対理由について「子供がうるさいから」と伝えられ、全国から批判が殺到する結果となったが、実は反対理由がすり替えられていたことが分かった。
参考:「子供うるさい」開園断念…全国から意見殺到(毎日新聞)
問題となっている保育園は、消防車が入れないほど道幅が狭く、車も頻繁に行き交う道路に面して建設を予定していた。まさしく地元住人の建設反対の理由はこの「安全性に問題がある」という観点だったのだ。
▼今回安全性が指摘された道路。
▼毎日新聞の報道は、一人の意見を住民の総意のように誇張して報道していた。
▼子供の安全を考えての建設反対だったのに酷い書かれ方をして心外だろう。
▼今回の報道によって問題の本質がすり替えられてしまった。
▼救急車は入れるものの消防車は入れない道幅だという。
▼実際にその道を歩いてみた人も保育園の建設に疑問を感じている。
▼地元住民も不本意だろう。
▼今回の報道によって地元住人に寄せられているコメント。報道によって無意味に反発だけを煽る結果になった。
▼毎日新聞の報道に対してはこういった声も。
▼今回の報道によって地元の方が不利益を被っていなければ良いのだが…。
実際には園児の安全を配慮した上での反対であったのにもかかわらず、あたかも「子供がうるさいから」と子育てに対する住民側の理解や配慮がないかのように報道されてしまい、さぞかし不本意なことだろう。
待機児童問題への対策がなかなか進まないからと言って、子供の安全をないがしろにして良いわけがない。消防車も入れないほどの道幅において地震などの災害時に無事に避難できるのだろうか。事実をねじ曲げるような報道によってますます問題の解決が難しくなったと言えるだろう。
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