キングコング西野がデザインした非公式エンブレムがかなりいい出来。これでいいじゃん!
netgeek 2016年4月10日
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4/8、西野亮廣氏がFacebookに投稿した画像には日本らしさを表現した美しい蝶のエンブレムが描かれていた。
本職がお笑い芸人とは思えないほどクオリティの高い完成度に、周囲からは思わず感嘆の声があがる。外国人にも容易に理解できる蝶のロゴと古風な色合いを選んだところが秀逸だ。
すでに組織委員会が絞り込んだ4候補は案の定不好評で「他にもっといいものがあったのではないか?」という不満の声も聞かれる。
こうして見比べてみると西野亮廣氏のデザインのほうがいかにもプロっぽく、さらに一般からの評判もよくなることは明らかだ。それでもデザインに精通したプロはごく普通の感覚を忘れて違う尺度で評価しようとする。みんなのためのオリンピックなのだからみんながいいと感じたものを使えばいいのに、なぜ組織委員会が決めるのか。
▼ちなみにnetgeekでアンケートをとったところ、4候補の中で一番人気はDの朝顔のデザインということが分かった。
4候補まで絞られた五輪エンブレム、どれがいい?https://t.co/bBXN4CwPXc
— netgeek (@netgeek_0915) April 9, 2016
Bの風神雷神は最下位だ。もっとも、もし選択肢に「どれも支持しない」があればそれが最多投票になっていたかもしれない。
蝶のエンブレムには深い意味も込められている。1つの胴体と4枚の羽が5大陸を表現し、それぞれが協力しないと羽ばたけない、また、模様に泥まみれになりながらも綺麗な花を咲かせる蓮の花があしらわれている。
西野亮廣氏は当初、佐野研二郎氏がデザインしたエンブレムに苦言を呈し、さらに今回発表された4候補もいまいちに感じると前置きしたうえで、批判だけして提案しないのはよくないので…ということで本格的にエンブレムをデザインした。
▼なんとこんな作品まで製作済み。
▼グッズ展開例もつくってある。本気だ。
この蝶のエンブレムに対し、ネット上ではそのデザイン性を高く評価する声が多くあがるとともに、ここまで行動して建設的な意見を表明した西野氏を褒める声が相次いでいる。ただ、一方で「蝶の羽にある複雑な模様はロゴを小さく表示したときに見難くなる」「モノクロにしたときに活きない」という基礎的なところを指摘する声もあがっており、賛否両論が巻き起こっている段階だ。
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