小保方晴子さんが「STAP HOPE PAGE」を公開して明らかになった6つの意外な事実
netgeek 2016年4月4日
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前回の記事:【速報】小保方晴子さんがSTAP細胞のつくり方サイトを開設して反撃開始
以下では最新の情報を分かりやすくまとめた。事実としてしっかり受け止めて欲しい。
1.「STAP HOPE PAGE」は高校生レベルの計算を間違えて掲載していた。どうやら小保方さんはモル計算ができないようだ。
モル計算は言うまでもなく高校の化学の授業で習う知識。STAP細胞のつくり方が解説されたHPでは誤った数値が記載され、最低限の知識があれば一目で異常値と分かる状態だった。それに気づかず掲載してしまうあたり、やはり面接で合否が決まるAO入試は問題あるとしか言いようがない。
※なお、この指摘後しばらくしてから修正された。
2.科学誌「ネイチャー」の関係者がHPを見て憤怒。
デイビッド・シラノスキ氏で「正直、これには腹が立ちました。STAP細胞の問題を解決するのに役立つとは思えない。これを真に受ける研究者がいるとは思えない」とコメントした。
ネイチャーはもともと小保方さんが提出した論文のおかしさに気づき、「細胞生物学の歴史を愚弄している」と一蹴した権威ある科学誌。残念ながら公開されたSTAP細胞のレシピは参考になるものではなかったようだ。
3.英語がひどすぎて「研究者失格」とまで言われてしまう。
STAP HOPE PAGE、小保方晴子さんが書かれている英語を見てみると、いまいち日本人特有の英語の使い方 が多く、ハーバード大で注意されなかったの?と思ってしまうような英語がいろいろ見られます。研究者失格 と言われても仕方ありません。(略)
http://colospgs.ryudesigns.com/2016/04/stap-hope-page-obokata.html
研究者であれば事実関係を正確に伝えるために正しい英文を書くことは必要不可欠。にもかかわらず小保方さんの英語は間違いだらけで見るに耐えないものだった。具体的な箇所については上記のサイトが詳しく添削しているので参考にしてほしい。
4.「STAP細胞なんてものはない」と論文を書いてネイチャーに掲載された研究者は、小保方さんが故意に不正を行ったと考えている。
論文の共著者であるルドルフ・イェーニッシュは、遠慮することなく私にこう言った。『小保方が若山にいろいろ混ざった細胞を渡したことは明らかだ。若山は彼女のことを信じてそれを注入した。そして美しいキメラができた』」 バカンティ氏は一度、小保方さんに「データの捏造はしてないのか」と尋ねたが、小保方さんの答えは、「それならこんなに時間をかけて実験はしない」だったという。
実験では、小保方さんがSTAP細胞の元をつくり、若山教授が加工して小保方さんに再び返すという流れをくり返していた。小保方さんは書籍「あの日」にて若山教授がES細胞を混ぜたのではないかと疑っていたが、ルドルフ氏は「小保方さんが故意に混ぜた」と捉えている。だとすれば若山研究室からES細胞を盗んだのも小保方さんであろう。実験は当初難航しており、仮説通りにうまくいかなかった小保方さんがしびれを切らしたものと思われる。
5.サイエンスライターの片瀬久美子氏は「STAP細胞はない」と断言した。
幻のSTAP細胞を利用して金儲けする輩が登場しているとも言及している。講談社が賛否両論あった「あの日」を出版したのはその一例か。書籍では肝心のSTAP細胞の真相よりも小保方さんの一生について詳しく書かれており、「真面目に生きてきたのに周囲にはめられて可哀想な小保方さんが演出されている」という批判もあった。
6.京都大学医学部を卒業後、ユニバーシティカレッジロンドンで免疫学者・医師を務める小野昌弘氏はHP開設を批判し研究者なら論文を出すべきと主張した。
科学的論争を行うつもりならば、ホームページや手記は無用であり、小保方氏は論文を書いて相応の雑誌に投稿すべきである。ただし、2つのSTAP論文は(今小保方氏が主張しているSTAP現象も含めて)2015年に科学誌Natureが掲載した2研究グループによる小論文(2、3)によって完膚なきまで否定されており、論争の余地はない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20160403-00056161/
研究者であれば論文で勝負するべきというのはもっともな指摘だ。もっとも、すでに小保方さんの論文はデータ捏造とグラフの不正利用が明らかになっており、信頼性は全くない。研究者の間では相手にすらしてもらえないというのが実情なのだ。
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以上が小保方さんがHPを開設してから動きがあったことで分かった6つの事実だ。総じて小保方さんの向かい風となるもので何一つとして前向きなものはない。残念ながらこれは紛れも無い事実として受け止めるべきであろう。
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