ストフェスで一番人気だった警備員のお姉さんに芸能事務所のステマ疑惑が浮上
netgeek 2016年3月23日|
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まずは現場の様子から振り返っておきたい。
▼この日、断トツで人気を集めたのはコスプレではない本職の警備員のお姉さんだった。偶然にも高台に立っており、カメラ小僧たちは撮影しまくる。
▼お姉さんは爽やかな笑顔で対応。ネット上でも「確かに可愛い」「本当に可愛い」などと高い評価を得た。
▼人気はとどまるところを知らず、人だかりはどんどん増えていく。
▼どことなくAKB48を卒業した川栄李奈に似ているような気も…。
▼警備するはずが混雑を巻き起こして警備される側になってしまったお姉さん。とはいえ、持ち場を離れるわけにはいかない。
▼おそらくこの日のストフェスで最もシャッターを切られた人物だろう。仕事中、終始撮られ続けた。
大変面白い話に水を差すようで申し訳ないが、本職のお姉さんが一番人気だったというのはやけに話ができすぎではないだろうか。もしやと思ったnetgeek編集部は調査を開始し、意外な事実を突き止めることに成功した。
なんと、お姉さんがつけている「ASWELL」という警備会社のロゴはクラウドワークスで募集されたものだった。
警備会社を立ち上げました。その制服等に付けるワッペン（標章）のデザイン（ロゴ）をお願いします。使用方法は、他に名刺や、名札・その他印刷物等にもと思っています。会社名はアスウェル（ＡＳＷＥＬＬ）で更に上へという意味合いが有ります。ワッペンの大きさは5cm～10cmで60㎠以上となっていますが、名刺等に印刷したいので小さくなっても分かり易いのが希望です。
依頼者は「sugano4」という人物でこれ以外には募集は出していない。ASWELLという警備会社については検索しても何も情報が得られず、会社HPも口コミも存在していなかった。そんな会社が大規模なお祭りの警備を担当するだろうか。
▼当選したASWELLのロゴ。
こうなってはもはや芸能事務所が架空の警備会社をつくりあげ、売り出したいタレントを「美人すぎる警備員」などという肩書で宣伝しようとしか考えられない。ネット上で騒ぎになってから数日後に「実はタレントをしており、あの日は日払いの警備員のバイトをしていただけだった」などという情報を流す作戦だったのではないだろうか。
仮に警備会社ASWELLが実在するとしても、タレントを送り込んでサクラでわざと人だかりをつくったという線も考えられる。確かに警備員のお姉さんは可愛かった。しかし、正直なところ「美人すぎる○○シリーズ」はもうお腹いっぱいだ。