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児童養護施設「ランドセルいらないから現金ください」 本音トークが炎上しかけるも子どもたちのことを思った発言と分かって支持を得る

腹BLACK 2016年3月23日
 

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伊達直人やタイガーマスクと名乗る人物が大量にランドセルを寄付したことで施設に対するモノの寄付が増えている昨今、児童養護施設の関係者は「モノではなく現金が欲しい」と正直な心中を吐露した。図々しい発言に思えるが、その背景には正当な理由があるようだ。

子どもたちのことを思って勇気ある発言をしたのは児童養護施設で保育士として働く女性だった。

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このツイートは一部で反感を買い、「もらう立場なのにあさましい」「贅沢言うな」「ゲスい」などと批判された。だが、施設としてはそれなりの事情を抱えており、正直に言うと現金のほうが嬉しいのだという。

この点を掘り下げて説明してくれたのはまた別の女性だった。

▼なんと、現状でたくさんの寄付がある中古のランドセル、学用品、衣類、寝具は「いらない」と断言。中古品は送られてきても廃棄する決まりなのだという。

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▼その理由は中古のモノは感染症で病気になる恐れがあるから。リサイクルショップなどでは中古品に殺菌処理などを施しているが、施設ではそこまではできず、やむを得ず捨てることになるのだ。

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特に衣服は洗っても完全に清潔になるというわけではなく、不潔である恐れがある以上は子供に着せることはできない。このような事情を知っていた人は今の日本にどれだけいたことだろうか。貰って嬉しいのは現金か季節の果物、そして子供に勉強を教えるボランティアスタッフも大歓迎だという。

▼現金の使い道については職員がピンはねしないよう明細を渡している。

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ここまで読み進めてようやくランドセルではなく現金が欲しいという意味が分かった。子どもたちには新品の衣服や寝具、学習用品を買い与える必要があり、ランドセルばかり送られてきても役には立たないのだ。そのときそのときの状況に応じて自由に使える現金こそ最も嬉しいというのはよく理解できる。

なお、とてもではないが使い物にならない汚い衣服が大量に送られてきて問題視された事件が起きたのは2015年のこと。

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参考:【祭り】被災地に「大量の汚れた衣類」が支援物資として送られてきて炎上!!

水害で多くの人が体育館などに避難する中、被災地には大量のゴミとも言うべき支援物資が全国から送られてきていた。ボランティアスタッフは「中には信じられないほど汚い衣服がある」「自分が着られなくなったものを他人が着るわけがない」「本当にこういうのは多い」「ゴミ処理が増えて迷惑なだけ」と怒りを露わにした。

この事件はネット上で炎上し、「自分がいらない中古品は他人もいらない」という認識が広まった。このような事態を鑑みれば、保育士が子どもたちに新品を渡してあげたいと思うのももっともだ。

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善意の寄付は相手の事情を考慮しないと、ときとして迷惑になるということを忘れてはならない。現場のことを最もよく知る保育士の「ランドセルいらないから現金ください」というのは実に本質を突いた言葉といえよう。

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Comments (1)

  1. 古い毛布についたダニで病気になっただの起きてもあれだしな
    善意の押し売りはよくない

     

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