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イギリス人とオランダ人のコミュニケーションの取り方を比較した一覧図が興味深い

netgeek 2016年2月13日
 

あなたは外国人と接してコミュニケーションの取り方に違和感を覚えたことはないだろうか。例えば、イギリスとオランダは意思の伝え方が正反対で、会話すると大変なことになってしまうという…。

その会話を一覧で分かりやすく解説したのがこちら。実に興味深い内容だ。

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基本的にイギリス人は日本人と似ていて「ストレートに発言するのは相手に失礼」と考え、婉曲的にメッセージを伝えようとする。受け取る側は本当の意味合いに気づいて自分を自ら正すよう求められていると理解しなくてはならないのだ。

だが、オランダ人は直球でコミュニケーションをとるため、言葉の額面通りそっくりそのまま受け取ってしまう。これではイギリス人とオランダ人がいつまで経っても気が合うことはなく、一緒にいるだけで揉め事が起きるのは間違いない。

このキャプチャ画像は女性のTwitterユーザーがアップし、面白いと大反響を得たもの。

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Twitterでは「イギリス人はぶぶ漬けを勧めてくる京都人とそっくり」「ドイツとフランスも同じコミュニケーションミスが起きる」「オランダは純粋でめっちゃいい奴に見える」「イギリスと日本は気が合うのか」などという言葉が飛び交った。

このユニークなまとめが読めるのは「異文化理解力」という本。

異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

海外と仕事をする機会があるビジネスマンをターゲットとして様々な国の文化が解説されており、異文化理解を促すにはもってこいだと評判だ。著者はINSEAD客員教授のエリン・メイヤー氏。Amzonのレビューも星5つが圧倒的に多く、評価は高い。

部下のネガティブな評価は直接的に行うか間接的に行うか、リーダーシップは平等にとるか階層でとるか、意思決定は合議制かトップダウンか、議論は対立させるか争いを避けるかなどなど相手のやり方を理解するために必要な前提の文化が分かりやすく紹介されている。

最後に、ケーススタディとして習近平がイギリスを訪れた際、密かに散々なもてなしをされたことを振り返っておこう。

▼習近平のスピーチ中に頬杖をついたり顔を覆ったりして暗に不満を意思表示するアンドリュー王子。

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▼ハモンド外相は習近平を部屋ではなくトイレの前に招待した。マスコミにはあえて分かるようにうまくセッティング。

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▼エリザベス女王は手袋をしたまま握手して「お前は目下の存在なのだぞ」とアピール。

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参考:習近平国家主席が今度はイギリスで壮大に恥をかかされる!

お分かり頂けただろうか。これがイギリスという国なのだ。事前に勉強して相手の文化を理解していなければコミュニケーションはうまくいくはずがない。外国に興味がある方、仕事で外国人と接する方、是非「異文化理解力」を一読あれ。

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