マクドナルドの詐欺バーガー、詐欺じゃなくなったと期待が集まるもインチキと判明して終了
netgeek 2016年2月11日
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こちらが「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」。
じゃがいもをベースにしたハンバーガーで美味しそうだという声が高まったものの、残念な中身ということが判明して盛り上がりは一気に冷めていった。ポスターで釣っておいてガッカリ商品を出すのはマクドナルドのお家芸。どうして毎回こうなのか。
以前の記事:マクドナルドの名前募集バーガー、「詐欺バーガー」が一番しっくりくると最多支持
さて、そんな通称「詐欺バーガー」についてなんとポスター通りの商品をGETしたと一人の男性が写真をアップした。
なんてことだ!そこにはボリュームたっぷりであまりにも美味しそうなハンバーガーが写っているではないか!もしや、業績の改善を求められているサラ・カサノバ社長がこれまでのメニューを隠す、こっそりセット料金を上げるなどの悪行を反省し、本当に顧客第一主義を考え始めたのか。この画像はTwitteで4,000以上もリツイートされ、大変話題になった。
▼宣伝用の写真と見比べても見劣ることなし。完璧だ。
これまでマクドナルドは原田泳幸社長の下で快進撃を続けてきたが、ここ数年は売上の低下が止まらず、その責任をとる形でトップがサラ・カサノバ社長にバトンタッチされていた。モスバーガーを見習って顧客の期待を裏切らない方向性に向かうのならば大変嬉しいではないか。
だが、その後このハンバーガーについて、とんでもない真実が明らかになる。
▼続いて男性がTwitterにアップした写真を追ってみていってみよう。反対側は…あれ…?
▼「撮影のために寄せました」。男性は正直に暴露した。
▼ちなみに買った時はこんな具合。やはりポスターとは全然違う。
…ということで、今もなおTwitterで大量にシェアされ拡散され続けているハンバーガーは完全なガセ。男性のちょっとしたイタズラ心だったわけだが、今もなお気づいていない人は多いので注意して欲しい。
もっとも、男性は最終的には「味はよかったよ」とハンバーガーを褒めていたので、買って満足したということだったようだ。
皮肉にもマクドナルドが名前を募集した結果、「詐欺バーガー」や「異物混入バーガー」が一番しっくりくるとネガティブに広まってしまったこのハンバーガー。一度味わっておいても損ではないかもしれない。