【炎上】朝生の自民党議員ヤラセ問題、田原総一朗が「知らなかった」と発言
netgeek 2016年1月5日
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前回の記事:【速報】朝生で自民党議員が一般人(建築板金業)を装って「民主党政権時代よりよくなった」と発言
建築板金業の経営者としてアベノミクスの効果についてコメントを求められた大森昭彦さん。
「中小企業としては景気がよくなったという実感はないが、それでも民主党政権時代よりは良くなった」と軽く笑いながら発言した。しかし、後にこの男性が現役の大田区議員であることが判明し、番組がグルになって自民党を持ち上げるステマを行ったのではないかと炎上した。
また生放送中、「民主党政権時代よりは…」のときに、このような計算されたようなアングルに切り替わったので「台本には事前に仕組まれていたはず」という指摘も相次いだ。
田原総一朗氏の「民主党時代と比べてどう?」という問いかけも台本に書いてあったように思える。少なくともスタッフは真実を知っていたはずだ。バラエティ番組ではなく、公平中立が求められる報道番組なのだからこの不祥事は大失態。ネット上では、信頼を揺るがす事件でBPO審議入りも免れないと噂が飛び交ったものの、番組として何の説明もなされないままだった。
そんな中、田原総一朗氏はTwitterにて自分は何も知らなかったという発言を投稿した。果たして本当なのだろうか…。
元旦の朝生で観覧席で発言した大田区の板金会社の経営者が自民党の区議とは知らなかった。知っていれば他党の区議も観覧席に呼ぶべきだった。その点はコミニュケーション不足だった。
— 田原総一朗 (@namatahara) January 4, 2016
この発言に対して、ネット上では多数の懐疑的な意見が飛び交った。
・出演をオファーしたスタッフは知っていたはず
・番組としてコメントを出さないのは都合が悪いからでしょ
・「知らなかった」では済まされない
・「コミュニケーション不足」の意味が分からない。報道として失格
・いやいやいや、そもそも知ってたに決まってるじゃん。誤魔化すのがうまいね
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その後、番組に出演していた小林よしのり氏は打ち合わせの段階で議論を誘導する不自然な点が散見され、今思えば、テレ朝上層部と安倍首相が繋がっていたのではないか、ジャーナリズムは権力に屈してヤラセを行ったのではないかと正直な心中を吐露した。
そしてこの記事を目にした田原総一朗氏は続けて「僕を信用してほしい」とツイートする。
小林よしのりさんのブログを読みました。僕を信用してほしい。絶対に小林さんを裏切らない。 https://t.co/kYLGDQksvJ
— 田原総一朗 (@namatahara) January 4, 2016
仮に本当に知らなかったとしても、もはや田原総一朗氏はスタッフにいいように利用される裸の王様になっているのではないだろうか。現役の自民党議員が建築板金業の肩書で出演したのは紛れも無い事実で、視聴者の信頼を失ったことは間違いない。そんな状況で「僕を信用してほしい」と言われて誰が信じるものか。こうなってしまえば他にも知らないことがありそうという印象がどうしても拭えない。
なお、当の本人、大森昭彦議員はだんまりを決め込んでおり、Twitterでも沈黙を守っている。
潔く謝罪するのが筋なのに謝る勇気もないとは嘆かわしい。次回の朝生は「マスコミによる世論操作の実態」で決まり。放送を楽しみに待ちたい。