【閲覧注意】3回見たら死ぬ絵を検索したら大変なことになったけど生きてる
netgeek 2015年12月21日
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あなたは「3回見たら死ぬ絵」と噂される幻の絵をご存知だろうか。旧来、都市伝説というものは口づてに人から人へと伝わっていくものだったが、現在では誰もがインターネットに繋がったスマホで即座に調べ物をすることができるようになった。
そんなIT革命が生んだ便利さは都市伝説を滅ぼそうとしているようだ。Twitterでこんなハプニングが起きていた。
とんだ笑い話ではないか。恐ろしい言い伝えが一瞬にして嘘であることが判明した。偶然とはいえGoogleもこれにはしてやったりといったところか。
Twitterはこのまさかの事態に大盛り上がりで、5,900リツイート以上も拡散された。
その後、多くの人が元気に生きていることを確認すれば、やはり「3回見たら死ぬ」というのはただのデマであることが分かった。まったく、はた迷惑な噂だ。
▼こちらがその絵。人の首が鏡付きのイスに置かれている絵だ。「見た人に災いがもたらされる」というのは大げさにしても、恐怖感を与える不気味な雰囲気であることは間違いない。
さて、この絵は一体どのような人物が描いたのか。気になったnetgeek編集部は詳細を調べてみた。
作者はポーランドの画家、ズジスワフ・ベクシンスキー氏(1929~2005年)。見た目はにこやかなおじさんなのに、恐怖に満ちた画を描くことで有名だった。
画風は暗く、滅亡や終焉をテーマにしたものが多いのが特徴。作品を見た人は即座に不気味さを感じ取るのだが、一部の人はそこに芸術的な美しさがあると評価し、ファンも多くついていた。
▼その他の作品。他の人が描きそうにない唯一無二の画風が特徴。
▼この画はネットでよく貼られることがあるので見たことがあるという人も多いのではないだろうか。
▼崩壊する都市。アニメの一コマのようでストーリーが頭に浮かんでくるようだ。
▼恐怖の雰囲気を出す画力は確かなもの。これは真似しても描けそうにない。
この際、教養としてズジスワフ・ベクシンスキーの名前はしっかり覚えておこう。…さて、ということで謎の伝説「3回見たら死ぬ画」は完全なデマ。GoogleでもYahooでもBingでも何度でも検索して安心してじっくり観察してほしい。