iPhoneを2Gから5C,5Sまで比較した動画が話題に
netgeek 2013年10月3日
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Apple社は2007年からいままで実に8タイプのiPhoneを世に送り出してきた。そしてもちろんそれらはすべて前のものよりも速く、そして性能も向上されたと発表されている。しかし、今最も新しい5Sは今まで出されてきたiPhoneとどれだけ違うといえるのだろうか。EverythingAppleProというファンサイトが8つすべてのiPhoneをすべて並べて比較した動画が話題になっている。
これら8つのiPhoneはそれぞれ発売当初の設定のままで比較されている。つまり、設定はすべて初期設定のままでアプリケーションはあらかじめすべて終了されている状態である。
http://www.youtube.com/watch?v=8eSrdgTHhK0&feature=c4-overview&list=UUj34AOIMl_k1fF7hcBkD_dw
まずは電源がオフになる時間を測ってみる。すると、3GSが最も早く、その後4、そして2Gの順番で電源が切れていく。
このテストでは古いものに比べるとより新しいモデルが電源オフまで明らかに時間がかかっていることがわかる。しかし新しいモデルだけで比較してみるとそれほど電源オフの時間に差はみられないようだ。
動画の撮影者はiOS6とiOS7を比較した場合、6の方がより早く電源オフになると説明している。
続いては逆に電源が1番早く入るのはどのモデルなのかをテストしている。こちらは新しいモデルの方が早かったようでそれらすべてはほとんど同じ時間に起動している。しかしiPhone2Gは4よりも早く起動していることがわかる。最も起動が遅かったのはiPhone3Gであった。
最後に動画の作成者たちはAppleとRedditのサイトをいっせいに立ち上げ、どれが最も早くページを開くことができるのかテストしている。動画では「その素晴らしい処理能力と、新しいWi-fi機能によって5Sは“瞬時に”サイトを立ち上げた。とても素晴らしい機能だと思う」と説明されている。
Appleのサイトを立ち上げたときの様子
Redditのサイトを立ち上げたときの様子
Redditというサイトを立ち上げたときはiPhone5が最も早く、それ以降は5を頂点に“くだり坂ができるように”ページがロードされていったと動画では説明されている。
最後に、動画投稿者はこう訴えている。
「われわれはiPhoneの世代が進むにつれて処理能力がより高くなっていくということを発見した。しかし、それはごくわずかな差でありあまり気付かれるようなものではない。そのため、もしあなたがたがiPhone5を所持しており、さらに優れた処理能力を持ったiPhoneがほしいと思ったとしても我々はそれを5Sに買い換えることはお勧めしない。なぜなら5はすでに5Sと同じだけの素晴らしい処理能力を有しているからだ。」
過熱するiPhone5S、5Cの購入競争。しかし少しだけ待ってほしい。それらのiPhoneは本当に今もっているiPhoneと比べてより素晴らしいものなのだろうか。高い料金を支払うだけの価値があるのだろうか。もしかしたら買い換える必要などないのではないだろうか。そんなことを改めて考えさせてくれる動画であった。
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