「2015年世界最高の高層ビル」に選ばれたミラノの住宅が凄すぎる!自然と共存する未来の建物だ!!
netgeek 2015年11月30日
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シカゴで開催された2015年世界最高の高層ビルを選ぶイベントで、栄えある1位を獲得したミラノの住宅が世界中を驚愕させている。
参考:The Best Tall Building in 2015 Is Covered in Trees
その高層ビルがこちら。うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!まるで巨大な木がそびえ立っているようでSUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!
溢れんばかりの緑に囲まれた2棟の建物。ミラノの街並みでも一際目をひく圧倒的なスケールと存在感だ。
これはデザイナーのステファノ・ボエリ氏によって設計されたもので、その名も「垂直の森」。都市部の緑化を提唱する象徴的な建物をイメージしたという。
素晴らしいコンセプトではないか。たしかにミラノの周りの風景を見渡すと自然が少ないことがよくわかる。ポエリ氏はこのような自然が失われつつある状況を危惧しているのだろう。
垂直の森は建設中だった時期からすでに注目を集めており、昨年待望の完成を遂げた。自然を組み合わせたコンセプトが好評で、2015年世界最高の高層ビルの称号を得ることになった。
▲高さは約75メートルで、ビルの四方は全て緑に囲われている。近くで見上げれば息を呑むほどの迫力を感じることだろう。
▲ビルには900本以上の木々と2000以上の植物が植えられており、もちろん全て本物。都会に現れたオアシスのような場所だ。
ちなみにポエリ氏が設計したこのビルはミラノだけでなく、今後は世界各地で建設されることになり、現在はスイスで開発が進んでいる。
様々な国で認められれば、日本に出来上がるのも時間の問題。ぜひこの国の都会にも緑の癒しをもたらしてほしい。
自然との共存は人類が暮らし続けるための大事なテーマ。垂直の森が地球に明るい未来をもたらしてくれるだろう。
一部の人が唱える「自然なんて顧みず国が発展することだけを考えろ」などという旧時代的な発想が徐々に失われていくことを願いたい。緑ある暮らしは人間の心をも豊かにする。