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イギリス貴族の呼びかけ方一覧がネット上で話題に!これでファンタジー小説は完璧!

netgeek 2015年11月2日
 

イギリス貴族の呼びかけ方の一覧がTwitterに投稿された。一部の洋書ファンやファンタジー小説ファンなどに大変好評で、2万回以上シェアされる超話題の投稿になっている。

こちらが一覧表だ。めちゃくちゃ細かい決まりがある!!!

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じっくり読み解いていくと面白い。下の階級から上流階級に直接呼びかける時は二人称で「ユア(Your)」が付くが、Weblio英語例文を見てみると、三人称の際は性別を特定して「ハー(Her)」「ヒズ(His)」に変えるなどの細かい決まりがあるようだ。一方で、上流階級になると女王でさえ「マーム」とカジュアルな呼びかけだけで済まされるようになる。

実際のところどのように使うのだろうか?イギリスの上流階級の中から有名人をピックアップして使い方を試してみる。

(1)もしも、エリザベス女王に何か指示を受けたら。

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この場合は直接、本人に返事するので二人称の「Your」のまま「Yes, Your Majesty.(はい、陛下。)」と答えればいい。

(2)もしも、友人とチャールズ皇太子の話をする時。

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この場合、二人称の「Your」ではなく三人称の「His」を使って「His Royal Highness〜(皇太子が〜)」などというふうに使う。

(3)また、こんな人にも貴族としての呼び方がある。チャップリンだ。

THE CIRCUS, Charlie Chaplin, 1928

実は、喜劇王のチャールズ・チャップリンは英国王室から「ナイト」という称号を受けていたので、存命中は「サー・チャールズ」と呼ぶのが一番失礼がない正しい呼び方となる。

使い方は大まかにはこのような具合だ。日本語でいう「敬称」のようなもので、さらに階級の情報が入っているため上下関係が簡単に分かるものになっている。是非とも、洋書やファンタジーを深く楽しむための豆知識として頭に入れてほしい。

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