【炎上】東京五輪の「&TOKYO」のコンセプトがGoogleアンドロイドの「And you」と酷似
netgeek 2015年10月10日
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前回の記事:オリンピックに向けて1億3千万円かけたロゴ、速攻でパクリが見つかる。デザイナーは五輪エンブレムで炎上した博報堂の永井一史
まずはロゴの類似性から。佐野研二郎氏の五輪エンブレムパクリ騒動で訴訟にまで発展したのにこの杜撰さは信じられない。
舛添知事はロゴ制作は博報堂の永井一史氏に依頼し、1億3千万円かけたと説明しており、今度ばかりは問題にならないようにと予定を2週間延期して調査を行ったという。それにもかかわらず、発表してわずか数時間で酷似したロゴが見つかったのだ。
そもそも永井一史氏は前回炎上した佐野研二郎氏と同じ多摩美術大学で教授を務める人物でコネで仕事を受けていると囁かれていた。
▼左はエンブレム選考委員会、委員長の永井一正氏で、右は息子の永井一史氏。要するに利権を握った父親が息子に仕事を依頼したことになる。日本のデザイナーは実力よりもコネが大事と言われる理由がよく分かる。
さて、今回はロゴにパクリ疑惑が浮上しただけではない。そもそも「&TOKYO」のアイデア自体がパクリではないかという話だ。
舛添知事はこのロゴは例えば「Food & TOKYO」のように東京がアピールできるものと組み合わせて使うと発言した。
この時点でピンと来た人は多いだろう。Googleが展開したアンドロイドのCM「And you」のアイデアとそっくりなのだ。さらにプロモーション動画の「and」をキーワードに次から次へと色々なものと組み合わせる構成もそっくり。
Androidのプロモーション動画。
▼andと色々なものを組み合わせていく。
こちらの動画はよくCMで流れていたので知っている人は多いはず。「カンカンカン、レッツゴー、ゴーエンドパーティー」という音楽も印象的だった。
一方でこちらは今回東京都(TOKYO BRAND名義)が発表したプロモーション動画。ラスト7秒で「&TOKYO」の組み合わせが次々と出てくる。
ここまで似ているとかなりまずい気がする。もしかして制作者か広告代理店が同じで権利関係に問題ないということなのだろうか。Googleが訴えなければいいのだが…。また、フランスにあるメガネ店「Plug&See」も訴えてくる恐れはある。
佐野研二郎氏から始まったパクリンピックはまだまだ開催中だ。
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