社長が可愛すぎると話題のベンチャー企業UPQがスマホの技適マーク未取得で発売に踏み切って大炎上
netgeek 2015年9月26日
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UPQは社長が美人すぎると話題になっていた家電メーカーだ。
▼UPQ社長の中澤優子さん。アイドル顔でかなり可愛らしい。漢字こそ違うものの元モー娘。の中澤裕子さんと同じ名前だ。
中澤さんは元々カシオで携帯やスマホの開発に携わっており、その後退職し、カフェ経営をするなどして紆余曲折しながらも、最終的にまた家電業界に戻り、新しい風を吹かすべく株式会社UPQ(アップ・キュー)を設立した。
そのUPQが目玉商品の1つとして発表していたのが日本最安値のスマホだ。
参考:PQ Phone A01
SIMロックフリーでLTEも対応、さらに値段は1万4千円と破格の安さだ。メモリが1GBしかないなど物足りない部分はあるが、スマホをとにかく安く使いたいという人には十分すぎるスマホだ。
しかし、発売後、発送された商品を受け取った消費者からとんでもないミスを指摘される。
日本国内で3G回線を使用して、音声通話を行うスマートフォンに必要な技適認証はAD始まりの番号ですが、UPQ Phone A01はDはじまりになっています。(中略)簡単に説明すると、データ通信の技適認証は取れているけれど、音声通話の認証は取れていないってことになります。この端末でSIMを入れて音声通話をしてしまうと、法律違反って事になってしまいます…。
そして、指摘を受けたUPQはHPにこのような発表を掲載する。
▼UPQ「表記ミスでした。ごめんなさい。回収します。」
単なるラベルの表記ミスならば仕方ない。出来たばかりの会社なので大目に見るとして、またこのようなミスが起きないように注意してくれればそれで良い。
多くの購入者がそう思っていたが、その後UPQが発表した文章が大問題となる。
▼総務省「おい、お前まだ認証取ってないだろ」→UPQ「ごめんなさい…。」
参考:「『UPQ Phone A01』初期出荷分回収のお願い」に関する訂正について
この発表を知った購入者は当然怒り心頭。不祥事が内部からではなく外部からの指摘で判明したとなれば、故意に嘘をついていたと疑われても仕方がない。
しかも、今回、購入者が激怒している原因はこれだけではない。
▼実はUPQのスマホは元々8/29の発売を予定していたのだが、それが「なんらかの理由」で1ヶ月延期されていたのだ。なんだか怪しい。
▼そして後に、「なんらかの理由」というのは「技適マークの未取得」だったことが分かった。
8月28日の時点でも技適の審査が終了しておらず、生産にも入れないための単なる発売延期であった。(中略)サポセンからの返答で、技適がまだ申請中であることが公開された。
UPQがやっていることは絶対におかしい。「技適マークの未取得で発売日を延期→1ヶ月後に商品を発送→再び技適マークの未取得は発覚」という流れは明らかに不自然すぎる。
2度目の延期をすることが出来ずに、無理やり製品を発送して事態を乗り切ろうとしたと疑われても文句は言えない。もし何も知らない顧客がUPQのスマホを使えば電波法違反という罪を犯す恐れもあったわけだ。
信用が第一のビジネスの現場で、このような不誠実な対応をする企業は断じて許されるべきではない。
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