【激震】鬼怒川洪水で大量の瓦礫が銚子漁港に到着
netgeek 2015年9月17日
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鬼怒川の堤防が決壊して水害が起きた余波が千葉県の漁港に及んでいる。大量の残骸が流れ着いたため漁業に悪影響が出ると見られている。
水害がようやく一段落ついたと思いきや、千葉県銚子市にある銚子(ちょうし)漁港は今大変なことになっている。
上流から超大量のゴミが流れ着き、利根川河口の銚子漁港は水面が見えないほどの危機的状況に陥っているのだ。一見混乱してしまいそうだが、ここは決して陸地ではない。
ゴミは木くずが多い様子。これを地道に取り除くのは大変だ。
陸地ならブルドーザーでかき集めれば早い。だが問題は水面に浮遊するゴミ。水を吸っているので重く、また非常に回収しにくい。
▼銚子漁港は年間水揚量で指折りの港。今年はサンマなどの青魚が高騰するかもしれない。
▼しばらく時間が経つと波に寄せられてゴミが一箇所にかたまり始めた。回収はいくぶんか楽になるとはいえ、これでも地道にすくっていくしかない。
▼こうして鬼怒川洪水は思わぬところにも余波を残した。地元の人たちは散々たる光景に肩を落とす。
▼一刻も早く元の状態に戻すべくすでに撤去作業は始まっている。
▼しかし、道は長い。ゴミの量が尋常じゃないほど多く、全然先が見えてこないのが辛いところ。
しかし、一歩一歩着実に進めていくしかない。銚子漁港の一日も早い復旧を祈りたい。