鬼怒川決壊時に生き残ったヘーベルハウスが評価されて旭化成の株価が爆騰げ昇竜拳
netgeek 2015年9月15日
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鬼怒川の堤防が決壊し街が濁流に飲み込まれた水害で、ぽつんと生き残った白い家がヘーベルハウスと判明し、旭化成の株価が急騰した。
こちらが白い家がびくともせずに立ちそびえている様子。なんと流されてきた2軒もの住宅を支えているのに、全くダメージを受けることがなかった。
おかげで屋根の上に避難していた犬を連れた夫婦は自衛隊に救助され、最悪の事態を免れた。おそらくこの白い家がなければ家はとうに崩壊していたことだろう。
その後、ネット上は「凄すぎる!あの家はどこのメーカーのものだ!?」「何でこの家だけ頑丈なの?」という声が殺到。調査により、旭化成ホームズのヘーベルハウスであることが分かった。
参考:鬼怒川氾濫で2軒の家を食い止めてなお生き残るヘーベルハウスが強すぎると評価急上昇
そしてマスコミ、メディアはこの奇跡をこぞって報道。ヘーベルハウスの評価は「さすが高いのには理由があった」「家建てるならヘーベルハウスで決まり」「命を守るんだから格安住宅は避けたほうがいいね」「ヘーベルハウスにするって決めた」と急上昇。株価は絶対にあがると予想されていた。
そして土日を挟んで月曜の9月14日、旭化成の株価はなんと爆揚げでスタートした。SUGEEE!!!!!
919円あたりで横ばいに推移していた株価が一気に950円まで急騰。やはり多くの人が注目しただけあって株は多く買われたのであった。
ただその後は中国経済の先行き不安から下がった日経平均に引きずられるように下落。
▼日経平均
▼旭化成
高値は維持できなかったが、日経平均が前日比-1.63%に終わったのに対し、旭化成は+0.31%で終わったので実質的に株価はかなり騰がったとみていいだろう。
なお、「ヘーベルハウス 高い 理由」と検索すると異常に頑丈な理由を知ることができる。
旭化成は「高い」「値段が他社の倍近くするのはおかしい」などと言われても、とにかくいいものをつくることに集中し、近視眼的に安いものを求める顧客の声に惑わされなかった。やはり本当に顧客のことを考えていいものをつくっているメーカーは評価されるべきであろう。