「やったぁゴールだ!」とバンザイした瞬間に抜かれてメダルを逃す悲劇
netgeek 2015年9月11日
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ボルトが中国人記者の乗ったセグウェイに衝突されるハプニングが起きた世界陸上2015。そんなニュースが注目される一方で、女子10,000メートルではとんでもない悲劇が起きていた。
こちらが、悲劇の主人公となってしまったインフェルド選手(アメリカ)だ。
レース終盤、彼女の前には2人が先行しており、単独で3位だった。このままペースを落とさずに着実に3位を狙いたいところ。
しかし、この調子でいけば銅メダルを獲得できるはずだった彼女は、レース後に頭を抱えることに。
一体、何が起きたのだろうか?レースの様子を遡って見ていこう。
実は、彼女はレース終盤に「ある行為」をして銅メダルを逃すことになったのだ。その様子がこちらだ。
▼もう少し拡大してみると…。こ、これは、バンザイした瞬間に抜かれている!
なんてことだ。力を抜かずに走りきっていたら3位だったのに。
そして、最後の詰めの甘さが原因でインフェルド選手はつかみかけた銅メダルを逃してしまう…。さらに、「あること」が原因でチームの雰囲気は気まずくなってしまう。
ユニフォームに注目してもらうと分かる通り、実は抜かした選手も同じアメリカの選手だったのだ。画像の真ん中が抜かされたインフェルド選手、右が抜かしたハドル選手だ。インフェルド選手は別のチームメイトに励まされており、一方でハドル選手はものすごく申し訳なさそうな顔をしている。
世界陸上2015、女子1万メートル決勝。注目シーンは0:18から。
小学校の先生がよく言っていた「家に帰るまでが遠足」という言葉を思い出した。幸か不幸か、悲劇の主人公はこうして世界中で一躍有名人になったのであった。
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