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松尾貴史が暴露「佐野研二郎と対談したときに『今はデザインの技術よりも組み合わせる力が大事』と語っていた」

netgeek 2015年9月1日
 

タレント、ナレーター、俳優と幅広く活動する松尾貴史氏が、度重なる不祥事で炎上中のデザイナー佐野研二郎氏について、対談した際に気になる発言をしていたと明かした。

グラフィックソフトのイベントで佐野研二郎氏と対談することになった松尾貴史氏。佐野研二郎氏の初対面の印象は「オシャレでやり手なデザイン界の寵児」というものだった。

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松尾貴史氏は学生時代にグラフィックデザインを専攻していたことがあり、デザイナーはきめ細やかで丁寧な仕事をすることが大切という思想をもっていた。しかし、佐野研二郎氏からは全く違う見解の意見が飛び出す。「今はそういう技よりも何と何を組み合わせるかだ」。

松尾貴史氏は今になって思えば、そういうことだったのかと悪意ある解釈もできると考察する。

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過去の作品を洗ったところ、佐野研二郎氏の仕事のやり方は、すでに世にあるものをばれないように模倣する手法ということが明らかになった。もっとも、ネット社会の現代では一度ターゲットにされてしまうと集合知で即座に不正が明らかになり、一瞬にして信用を失うことになる。権利者が気づいたときは訴訟リスクも生じるので、決して賢いやり方とは言えまい。

また、佐野研二郎氏が「乗っ取られた」と説明しているTwitterアカウントについて、netgeek編集部では過去のツイートを発掘する試みを行った。その結果、佐野研二郎氏のデザインを軽視するような驚くべき発言が見つかった。

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※この魚拓はwaybackmachineでみることができる。2014年10月7日になんと「これからはアートディレクターじゃなくてデザインコメディアンと呼んでください!」とツイートしていたのだ。自らの仕事に誇りを持つプロならば冗談でもこのようなことは言うはずがない。

全ての不正は、佐野研二郎氏のデザインに対する舐めた考え方が原因となって生まれたのではないだろうか。

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そして惜しむらくは佐野研二郎氏が真似してくつくった作品たちが総じて劣化版となっていることだ。元は素晴らしく優雅なデザインでも、佐野研二郎氏が少し手を加えただけで途端にちんけなものになってしまう。特にヤン・チヒョルト氏の展覧会デザインから五輪エンブレム原案をつくったときはひどかった。

▼DNP銀座ビルggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)で開催されたヤン・チヒョルトの展覧会。「Jan Tschichold」の頭文字をとってJ・Tと掲げた。目を見張るほど美しいデザインだ。

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▼佐野研二郎氏がコンペに応募したエンブレム原案。同じ形なのにここまで劣化するものかと驚いてしまう。

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この模倣については佐野研二郎氏自身が展覧会に行っていたという証拠も残っているので「部下がやった」などとは言い訳できまい。この件について詳しくは「【炎上】佐野研二郎エンブレム原案はヤン・チヒョルト展からパクったことが判明!同時に佐野研二郎が展覧会に行っていた証拠も見つかった!」を参照あれ。

これからは記事を書く際に「デザインコメディアンの佐野研二郎氏」と新しい肩書で紹介しようか。netgeekからパクリンピック金メダルを贈りたい。

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