俳優の田辺誠一が非公式でオリンピックエンブレムをデザイン→「五大陸が平等になる」というコンセプトに共感する人が続出
netgeek 2015年8月18日
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俳優の傍らで「画伯」としても活動する田辺誠一が2020年東京オリンピックのエンブレムを非公式でデザインしTwitterで公開した。現在ネット上で絶賛されている。
8/18、田辺誠一は「五大陸が平等なイメージで考えた」と1枚の画像をアップした。これが大変な人気を呼び、大量にリツイートされ始めたのだ。
五輪のロゴを並列に並べ直し、日の丸を組み合わせたシンプルなデザイン。TOKYOのTの文字も形に織り込んでいる。このエンブレムには周囲のネットユーザーたちから「佐野研二郎の意味不明なデザインよりよっぽどいい!」「これにしよう!」「公式にしたい」などと絶賛する声が集まった。
そして桜が加わったバージョンも発表。下の五輪も並列になっている。
世界情勢を考えると五大陸が平等の関係になるというコンセプトは素晴らしくいいように思える。ただ一部では「Tにしなくていいので、白い五輪はないほうがいい」という意見も…。このデザインを基本として考えれば、まだまだ改良の余地はあるのかもしれない。
大反響を得た田辺誠一はその後、謙虚にこんなツイートを投稿。
このような控えめで真摯な態度も非常に好感がもてる。「自分の中で最高傑作。自分のキャリアの中で集大成の作品」と豪語していたどこかの博報堂出身のデザイナーとは大違いだ。
なお、フォロワーからはこんな意見も寄せられた。これもけっこう面白い。
田辺誠一が考えたキャラクター、かっこいい犬の「もっちー」の鼻が五輪になっているではないか。なにこれかわいい。
デザインとは本来、伝えたいメッセージを分かりやすく表現するものだ。佐野研二郎氏のエンブレムには何を伝えたいのかが分からない不気味さがあった。
みんなのものであるオリンピックのエンブレムは、誰の目にもそれが一目で何を表すのか分かるようにつくりあげるべきだ。委員会がこのまま佐野研二郎氏のデザインで押し切ってしまっては日本国民、そして世界の人々は納得しない。
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