暴走族が受験勉強して偏差値86を取った結果、予備校講師に就任
netgeek 2015年6月5日
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一部ではすでに有名かもしれない。元代々木ゼミナールで現東進ハイスクールの吉野敬介先生はバリバリの暴走族から成り上がったカリスマ講師だ。
まずはこちらの写真を見てほしい。いかにも危なそうな男が写っている。
この人物こそが中学時代から暴走族として神奈川県鎌倉市で悪名を馳せ、特攻隊長として鳴らした人物だ。
しかし、「人は見かけによらず」とはよく言ったものだ。実はこの男、予備校で講師を務める先生なのだ。
派手な服にリーゼント頭で黒板の前に立つ様子はかなり異様。ただ、授業はゆっくり丁寧で非常に分かりやすいと評判がいい。
さて、勉強が大嫌いそうなのに、どうして暴走族から予備校講師になったのだろうか。執筆した参考書のプロフィールには驚くべき文章が書かれていた。
「高校在学中に暴走族として暴れまわった後、中古車販売店に勤めるが、女の子に「高卒はダサい」とフられたことを機に20歳で大学受験を決意。偏差値を25から86に上げて國學院大學(なお、昔の受験戦争まっただ中の國學院は今の早慶レベルという話もある)に合格し、卒業後は代々木ゼミナールの採用試験に史上最年少かつ最高得点で合格した」とある。
これは最近話題になったビリギャルもびっくりの経歴ではないか。しかもいまだにリーゼントでつっぱっているのが嬉しい。
吉野敬介先生は受験生の間では有名で、予備校のCMにも出ている看板講師でもある。
出版した参考書も非常に説明が分かりやすいと評判でちょっとしたカリスマ的存在なのだ。
ちなみに吉野敬介先生、スーツを着るとガチであっち系の人に見えてしまう。ひえっ…一気に怖さが増したぞ…。
ビリギャルは様々なタレコミにより「もともと頭がいい高校の生徒だった」、「慶應SFCは英語と小論文だけ」などということが明らかになりメッキが剥がれたが、吉野先生は本物。こんな面白い先生はそうはいない。
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