大塚家具のお家騒動に勝久会長の「愛ある自作自演説」が浮上
netgeek 2015年3月30日
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大塚家具の株主総会で久美子社長の続投が決まり、完全に敗北した勝久会長一派。あまりにも奇妙な事件だったが、その裏には綿密な策略があったのではないかと噂され始めた。
Twitterユーザー「たられば」さんは勝久会長目線で娘の久美子社長への思いを綴ったメッセージを投稿。これがやけに納得感があると現在多くの人がリツイートしている。
確かに背景にこういった裏事情があったのならば、大塚家具で起きた騒動は全て合点がいく。
なにはともあれ、今回の一件で社内の体制は久美子社長に忠誠心を持つ者が中心になり、団結力はより強固なものになったはずだ。
勝久会長は1943年生まれの71歳。もう隠居生活を送ってもいい年齢であり、遅かれ早かれ起業経験があり、頭脳も明晰な久美子氏にバトンタッチするつもりだったに違いない。
この新説を唱えるツイートには驚いた人たちからのリプライが相次いだ。
勝久会長は一代で上場企業を築き上げた経営手腕の持ち主。相当頭がキレる上に大胆なこともやってのける実行力もあるはずだ。それだけに故意にトラブルを起こした可能性も否定しきれない。
2006年から長らく低迷していた大塚家具の株価は一連の騒動のおかげで急上昇。これは大きな成果といえよう。
▼過去10年の株価推移。IKEA、ニトリといった低価格店にシェアを奪われて落ち目になっていた。
▼過去5年で見ると2015年1月からの急上昇っぷりが如実に分かる
怪我の功名と言おうか。久美子社長は顧客に迷惑と心配をかけたお詫びとして大規模なキャンペーンを実施すると発表した。きっと成功するだろう。