2013年に「的を得る」という表現が正しくなっていたことが判明。国語辞典が謝罪
netgeek 2015年3月5日
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長年「的を射る」の誤用とされてきた「的を得る」という言葉が「三省堂国語辞典」第7版で正式に認められたことが分かった。
国語辞典編纂者で『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明氏は2013年12月にこんな驚きのツイートを投稿していた。
なんと国語辞書が「的を得るは誤り」とする従来の記載を撤回し謝罪したというのだ。その理由としては「得る」という言葉に「うまく捉える」という意味合いが含まれるからというもの。納得がいったようないかないような…。
突然正解になってしまい、違和感を覚える人が続出中。
しかし、一方では「的を得る」のほうが言いやすいので認められたことを嬉しく思うという意見も。
「情けは人のためならず」、「煮詰まる」、「確信犯」、ら抜き言葉あたりの誤用も正式に認められないだろうか。
とにかく、これからは「的を得るは間違い」と指摘すると恥をかくことになる。気をつけたい。