会計時にホットペッパークーポン出したら店員に「最初に出してくれないと料理の量を減らせないから困る」って言われて衝撃を受けた
netgeek 2015年2月8日
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ホットペッパーの衝撃の真実が明らかになったと話題になっている。なんと店側はクーポン利用者に対して料理の量を減らして対応しているというのだ。
衝撃の真実が明らかになったのは、ある正直すぎる店員が発した言葉がきっかけだった。
そういうことになっていたのか…。そういえば10%、20%が簡単に割引になるので、客側からすればあまりにもお得でおかしいと思った。
この件について真実を確認すべくnetgeek編集部は取材を試み、その結果、匿名を条件に元飲食店店長の協力を得ることができた。
で、単刀直入に聞きまして、本当なんですか?
「ええ、本当です。全てのお店とは言いませんが、こういうことをやってるところは多いですね。特に店が混雑しているときにホットペッパーの客が来ると残念な気持ちになるんですよ。あぁ、ハズレ客だなって。」
それで対策として料理の量をこっそり減らすと?
「はいそうですね。そうしないと店の利益率が下がりますから。飲食店の利益率って5%ほどでただでさえ少ないので下手するとすぐに赤字に転落するんです。普通にやってたらホットペッパー客は赤字ですよ。店によっては来客の半分がホットペッパー経由というところもあるので、対策するんです」
なるほど。ホットペッパー客は赤字ですか。
「ホットペッパーに店の情報を出すと客数は増えますが、普通に経営していたら店はどんどん損します。だから料理や飲み物の質を落として対応するんです。世の中そんなうまい話はないってことですね」
問題にはならないんですか?
「今こうしてなってるじゃないですか(笑)ただ最近はそういう裏のカラクリがバレ始めたので、クーポンは会計時に提示するルールにして公正公平な経営を心がけているお店も多いようです」
ということは客側からすれば『クーポン事前提示』の店ではなく『会計時提示』の店を狙ったほうがいいということですか。
「その通りです」
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恐ろしい真実を知ってしまった。そしてこの話は何もホットペッパー、飲食店に限った話ではない。
美容院、エステ、旅行などクーポンを活用している業界全てに当てはまる。クーポンを使う際には十分注意して賢い消費者になろう。
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