小保方晴子を陥れたA子の裏ストーリー~STAP細胞は私のミスから生まれた幻想なんです~
netgeek 2015年1月23日
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実は小保方さんを陥れた犯人がいるというのが真実なのではないだろうか。netgeekが小説風に裏のストーリーを推察してみた。
A子は自分よりも年下のくせにプロジェクトリーダーに出世し、上司から絶大な信頼を集める小保方晴子に嫉妬していた。
東京大学を卒業後に院に進み、応用化学を学んだA子は日本で最先端の研究ができる理化学研究所に就職した。長い下積み期間を経てようやく裁量ある仕事ができるようになったと思った矢先、突然ハーバードから帰国した小保方晴子が自分の上司になったのだ。
聞くところによると小保方晴子は早稲田大学にAO入試で合格し、ハーバードは教授と仲良くなって入れてもらっただけ。実力・キャリアは圧倒的に自分のほうが上だと自負していた。
それにもかかわらず、小保方晴子はただ人間関係を築くのがうまく、上司と仲がいいというだけで気に入られて仕事を任されているようだった。もともと研究者気質で一つのことに没頭するA子とは正反対のタイプで猛烈に嫉妬した。
(研究者なら実験の結果で評価されるべきでしょ。何で私より年下で無能なあいつが上司なの)
地味で恋愛もろくにしていないA子を尻目に小保方晴子は派手目の洋服を着ていつもキラキラしていて目上の人間に対する愛想もよく、A子は「上司としては好きなタイプではない」と感じていた。
小保方「ちょっとこれ、またデータ間違ってるよ。前もいったじゃん。ちゃんとやってよ」
A子「すみません。気をつけます」
小保方「その気をつけますって何回目?」
A子「すみません…」
(何がハーバードよ。そもそもオボボは早稲田に入ったのも推薦で、実力はないくせに教授に媚び売ってリーダーにしてもらったんじゃないの)
A子はいつしか小保方晴子のことを心の中で「オボボ」と呼んでバカにするようになっていた。
そんなある日、A子はミスをしてしまう。(あっやっちゃった!これ高いのに…まずい…絶対怒られる!!オボボは…よし見てない…)
実験に使うフラスコにうっかりES細胞を混入させてしまった。フラスコを間違えたのだ。もちろん取り除けるわけもなく、他の研究室から加工を依頼したものなので再度やり直すにはお金も時間もかかってしまう。怒られるのが嫌だったA子は黙っておくことにした。
(大丈夫。妙なデータは出るけど今回の実験には関係ないから。大丈夫)
その後、数日経ってからいつものように出勤するとなにやら研究室が騒がしいことになっていた。
小保方「すごいことになったんです!万能細胞が生まれたんです」
満面の笑みで理研のお偉方に説明するオボボを見てすぐに察した。
(あっあのES細胞だ!!まずい!!)
ただの実験エラーで済まされるかと思いきや、オボボは実験の過程で行った細胞を酸に浸す行為で万能性が生まれたと勘違いしていたのだ。そしてお偉方は「これはiPS細胞よりもはるかに応用性の高いノーベル賞ものの結果だ」とひどく興奮している。
A子は本当のことを言い出せるわけもなく、そっとその場から離れた。トイレで自分の顔を見ると真っ青になっている。気持ちを落ち着かすために深呼吸し、「大丈夫。すぐにただの勘違いで終わる」と自分に言い聞かせた。
しかし、不運なことは続く。フラスコに入っている液体の量が多かったために何度も実験できてしまい、その度にみんなが「またできた」と喜ぶのだ。
オボボは寝る間を惜しんで実験し、もう数え切れないほど新種の万能細胞の作成に成功していた。大体200回ほどだっただろうか。
(言えない…今更…それ、私が間違って入れたES細胞ですなんて…)
その後、オボボがマスコミに大々的に取り上げられ、次第にSTAP細胞の存在が疑惑に変わっていくにつれて、A子の心境には変化が生まれ始めた。
(あいつバカじゃん。勝手に勘違いして。そもそも混入に気付かない時点で研究者失格でしょ。ねっオボちゃん)
ずっと自分が忌み嫌っていた上司をマスコミが大バッシングするのは実に気持ちがよかったのだ。時間の経過とともに自分のミスがバレる心配が消えたのも心境の変化を後押しした。
(これはいいチャンスだ。オボボが潰れれば私は出世する。権限が増えてやりたい実験も自由にできるようになる。私がオボボを潰す!)
「STAP細胞はありまぁす!」
「あるわけないじゃあああああああああああああん!!!あんた本当にバカよねええええええ!!!」
自宅でテレビを見ていたA子はもう面白おかしくて仕方がなかった。自分が混入したES細胞を新発見の万能細胞だと思い込んで、たいそうに「STAP細胞」なんて名前までつけて、勘違いにもほどがある。いまだに気づいていないとは愚かな。
結局、監視カメラの撮影のもとで行われた再現実験でオボボは結果を出すことができず、理研を退職することになった。
A子「小保方さん、私は上司としてずっと尊敬していました。これからもその気持ちは変わりません」
小保方「ありがとう。私、今後もSTAP細胞の再現に挑戦していくつもりなの。絶対にあるはずだから」
荷物をまとめて研究室を去る小保方晴子の後ろ姿を見送りながらA子はほくそ笑み、こう呟いた。
「STAP細胞はありませぇん(笑)」
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