NPO法人「僕らの一歩が日本を変える」が内閣府のリストに登録されていない謎
netgeek 2014年11月22日
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小学4年生を名乗って安倍政権を批判するサイト「どうして解散するんですか?」の運営者なのではないかという疑いが持ち上がって炎上している団体「僕らの一歩が日本を変える」が本当にNPO法人なのか怪しくなってきた。
どうも内閣府NPOのリストに登録されていないようなのだ。
「全国の特定非営利活動法人情報が検索できます」と書かれている検索窓で、団体名の「僕らの一歩が日本を変える」を入れてみる。すると…
なんと検索結果は0件。
これは一体どういうことなのか。ちなみに代表者の「青木大和」でも検索してみてもやはり何もヒットしなかった。同団体は少なくとも2013年から活動していることが確認できているので登録にタイムラグがあるという話ではないはずだ。
なお「僕らの一歩が日本を変える」の公式Twitterは自称小学4年生が立ち上げたサイト「どうして解散するんですか?」との関係性を否定。
ただ、あくまで「団体として…」という表現にし、代表の青木大和が個人的にかかわっている可能性までは否定しない含みを持たせる表現にとどめている点に注目したい。しかし、why-kaisan.jpドメインを取得していたのはあくまでこの団体なので無関係として言い逃れできないと思うのだが…。
さらに「どうして解散…」のウェブサイトのカウンターに不正が発覚。
なんとスマホで機内モードにしてネットを切っても訪問者カウンターが増え続けるようになっていたのだ。おそらく人気があるように見せかけるために時間でカウンターを回す仕組みになっていたのだろう。
また、Tehuと青木大和はドメインを取得する前日にこんな会話を交わしていた。
これが11/18の出来事。アベノミクス解散を批判するサイトは自身が選挙に出馬する際のはじめの一歩だったと思われる。
さて、そんなことを調べているうちになんと、「僕らの一歩が日本を変える」はサイトを閉鎖してしまった。
現在はサイトを訪問すると真っ白なページが表示されるだけになっている。「無関係」と発表したのだから堂々としていればいいものをなぜ情報が見られないようにしたのか。なにか探られるとまずい情報があったに違いない。さらに公式Facebookページまで消し去っていた。
「僕らの一歩が日本を変える」は本当にNPO法人なのだろうか?
あまりにも逃げ方が異常なので勘ぐってしまう。代表の青木大和(20)は現在沈黙を守っているが、色々と探られるとまずいという心当たりがあるのではないか。
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