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100円均一「ダイソー」の矢野博丈社長がネガティブすぎて笑える。超弱気な20のまとめ

netgeek 2014年8月10日
 

今や誰もが知る100円均一のダイソー。何でも100円で手に入るその便利さから多くの人が利用し、繁盛しているが、大創産業(100円SHOPダイソー)を創業した矢野博丈社長は会社、そして自分自身について極めて悲観的だ。そのネガティブっぷりは聞いているほうが「何もそこまで言わなくても…」と思ってしまうほど。

この記事では雑誌やテレビのインタビューなどを基に矢野博丈社長がいかにネガティブかをまとめてみた。

1.商品の値段を100円に統一したのは面倒だったから。
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ダイソーの創業はトラックの移動販売だった。当時は矢野博丈社長しかおらず、子どもを保育所に送り迎えするのも大変だったため、値段を100円に統一した。一世を風靡した新価格システムはなんとただの手抜きから生まれていたのだ。

2.「6年ぐらい前までは『ダイソーはつぶれる』という確信を持っていました」

3.「私はどうしようもないただのオッサンです。」

4.日経ビジネスの取材で記者から「ブランド・ジャパン2012で、ダイソーが初めて10位に入りましたね」と言われ、「モカとか、キリマンジャロ?」と返答。記者に「それはブレンドです」と突っ込まれた。
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5.「私自身は最近、本当に劣化が激しいんです」
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よく見ると眉毛もたれ眉でネガティブではないか。

6.「パソコンはようできんけえ、分析はせえへん」
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7.「ダイソーなんて底の浅い商売ですから、やがてつぶれるに決まっていると確信を持っていました」

8.「店舗レイアウトは社員が勝手に考えてました。私は何もできんのです。」
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もっと「裁量を与えている」とか、「信じて任せている」とかうまい言いようはあるのに、この率直な言いっぷりは気持ちいい。

9.「僕のやろうとすることはことごとく否定されるんです。時代が変わったのかもしれません。」

10.「私の欠点は数え切れません」

11.「私は不運な人生を送っているんです」
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借金、夜逃げ、移動販売に使っていたトラックの火事など多数の不運を経験したという。

12.「わしは劣化した。もうしょうがない」

13.記者につけられたアダ名は「不幸という服が体に張りついた億万長者」

14.「お客様はよう分からん」
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コンビニが登場したせいで、宝探しのような雰囲気を演出していた100円均一が間違いだったのではないかと思い始めたという。

15.トラックの火事は警察から自作自演だと疑われた
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しかし、保険に入っていなかったことから疑いは晴れた。火事で何もかも失った矢野社長はショックで1ヶ月寝込んでしまったという。

16.イトーヨーカ堂の伊藤雅俊会長に説教された
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手帳を入れていた袋があまりにも雑な出来だったので、「袋も商品の一部だ!ふざけるな!ばかやろー!」と怒られた。

17.みずほ銀行の西堀利頭取にはダイソーはもう潰れるかもしれないと暗喩したこともある。

18.「経営計画なんてもんないです」
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先を見通す能力に自信がないため、計画は立てず、戦略も考えない。

19.店舗が増えるのが怖くて「出すな出すな」と言ってきた
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全国、海外を制覇してしまったらゴールを達成したような燃え尽き症候群になってしまうのではないかという不安があるのだとか。

20.商品改革は青野恵子専務にやってもらった。
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自分ではよく分からないのでセンスのある専務にやってもらったと矢野博丈社長は悪びれることもなく話す。

ここまでネガティブな社長が他にいるだろうか。こんなに弱気で自分をダメな人間だと思っていても億万長者というのが面白い。もしかして、あまりにも悲観的なため、無意識のうちにリスクをとることを避けていてそれが良かったのかもしれない。会社経営者はときにリスクをとって大勝負に出ることも大事だが、それ以上に会社が潰れてゲームオーバーにならないようにリスク管理をするのが大事。

矢野博丈社長の経営スタイルはこの変化が激しい時代にうまく適合していたのかもしれない。

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