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子猫のレンジャーは家族愛に飢えていた

netgeek 2021年6月26日
 

家族の一員として新たに加わった猫はみんなの注目を集め、中心的な存在になった。

元気いっぱいな子猫だけど親に放置されていた。

生後3週間ほどとみられる子猫がPaws N Claws Freedom Rescue Societyに連れてこられた。どうやら母猫が育児をせずに、孤独だったようだ。ボランティアとして働くDanica Flotoさんは24時間体制で哺乳瓶からミルクを与えた。小さな子猫はすぐに懐いて足に絡みつくようになった。

Danica Floto「レンジャーは典型的な子猫でした。パーカーを前後ろ逆に来てフード部分に入れて持ち歩いたり、脇の下に寄り添うことが好きだったのでレンジャーの足が地面に触れることは滅多にありませんでした」

体は小さくとも元気いっぱいでエネルギーの塊。周囲の愛をどんどん吸収し、抱っこに固執した。

「レンジャーは私の声を知っており、声を聞くとすぐに目覚めました」

ノートPCの前では小さな肉球でポチポチとキーボードを押し、人間の作業を横で見守った。

実は家にはまた別の子猫たちがおり、レンジャーが家に慣れてから会わせる予定だった。子猫たちはすぐに打ち解け、友達になった。

その後はたった2週間でトイレボトルを卒業し、猫用トイレを使うようになった。他の子猫たちの前ではキスもしなくなった。もしかしていつまでも子供のままだと格好悪いと思っているのだろうか。

ベッドは常に俺様のものという態度で、家の中では中心的人物。

養子縁組の話が来たとき、レンジャーは素晴らしい家族に見つけられた。

ラスティという新しい名前をつけられ、猫のルナ、犬のタイタンとの生活が始まった。物陰から飛び出してタイタンを驚かせようとするのだが、たいていはタイタンは眠ったままで気づかない。

レンジャーは食欲旺盛でルナのご飯も盗み食いする。

体の大きさが違いすぎるものの、タイタンとも仲良しだ。

十分な親の愛情を受けられず、一度は危うかった一生がこうして人間の力で充実したものになった。これからどんどんと成長して大人の猫になり、幸せな生活を送るだろう。



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