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家に入れてと懇願した猫はママになった

netgeek 2021年3月26日
 

1匹の猫が助けを求めて家にやってきた。どうやら安全な場所で出産と子育てをしたいようだ。

お腹が膨らんでいる。

3月の上旬、アリゾナ州に住むサンディさんは隣の家の裏庭で猫を見かけた。外に住んでいるらしく、辺りをうろついている。

サンディさんが見ていることに気づいた猫は家の前まで来て食べ物をねだった。もともと猫が好きということもあり、喜んで食事を提供する。お腹周りが膨らんでいるので妊娠しているのではないか…。

お皿を片付けてから猫は体をなでてほしいと甘えてきた。ポーチの周りまで追いかけてきて名残惜しそうにしていた。

事情を理解したサンディさんは来客用の寝室を貸してあげることに…。

柔らかい毛布を使ったとき、猫は喉をゴロゴロ鳴らし、足を伸ばしたので飼い猫のようなリラックスした見た目になった。もしかしたら元はどこかの家で飼われていたとか、餌をもらっていたとかだろうか。

親切な人に出会い、安全な場所を確保したママ猫は安堵していた。

ベストなケアを施すためにJin’s Bottle Babiesでボランティアのアシスタントとして働いているジェンさんに連絡した。

「何をすべきか尋ね、タイミング良くうまくいきました」

数日してからサンディさんは驚くべき光景を目の当たりにした。

5匹の赤ちゃんが生まれており、ママ猫が授乳していたのだ。

「聖パトリックの日に出産したので、子猫に緑の色にちなんだ名前をつけました(Momma Jade、Hunter、Emerald、Kelly、Olive、Forest)」

Jin’s Bottle Babiesは6匹の世話をすることができた。猫はみんなフレンドリーだったという。

「早めにこの部屋に落ち着いてよかったです。授乳していないときは私が部屋に入ると追いかけてきます。好奇心が強くて、私がクローゼットを開けると中を調べようとします」

室内の環境や人間が生活する音、サンディさんの存在にはすぐに慣れたようだった。

「赤ちゃん猫は目まぐるしいスピードで成長し、理想的な体重に増えていきました。子猫の食事タイムの間、ジェイドは喉を鳴らし、子猫はみんな寄り添って眠りに落ちます」

「ママ猫は私を追いかけたり、私が彼女に質問したりするときにニャーと鳴きます。『ノー』と言っているようにも聞こえる鳴き方です」

子猫は生後1週間で目が開き始める。

ママ猫はサンディさんの膝の上に乗ったり、体をこすりつけたりして自由に生きていた。

ママ猫は妊娠したときに自分がこれからどうなるかを理解し、誰に助けを求めるべきかを知っていた。誰に教わるでもなく本能で分かるのだろうか…。



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