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家族に再会するため2週間で99kmを歩いたゴールデンレトリバー

netgeek 2021年3月25日
 

事情があって一時的に知人の家に預けられた犬は家族に会うために長い道のりを歩き始めた。

みんなが恋しかったゴールデンレトリバー。

ゴールデンレトリバーのピンアンは愛する家族とともに中国江蘇省啓東に住み、楽しい日々を過ごしていた。

しかしある日、家族はしばらく別の場所に住むつもりだとピンアンに伝えた。家の改修工事を行う間、家族は別の場所に一時的に寝泊まりし、ピンアンは友人が数ヶ月預かることとなったのだ。

車に乗って走ること2時間。ようやく友人の家に到着した。友人はピンアンを大事に扱い、優しく親切に接してくれるだろう。

新たな家で暮らすことになったピンアンはすぐにホームシックになってしまった。家族のことを恋しく思い、ずっと忘れられない。結局、4ヶ月が経っても新しい環境に順応せず、ついには脱走してしまった。

友人はピンアンを探し回り、どこかで迷子になっているのではないかと心配した。そのときピンアンは歩いて家に帰る途中であり、頑張って歩いていたようだ。

2週間以上歩いて歩いて歩いて…。ピンアンの頭の中には元の家で家族に会う考えしかなかったのだろう。62マイル(99.7km)を移動する中で足はボロボロになり、栄養失調にも陥った。

幸運だったのは途中で親切な人が保護してくれて飼い主を特定することに成功したこと。すぐに獣医に診てもらい回復した。

家族はピンアンの忠誠心と行動力に驚きつつも、二度と離れ離れにならないと決めた。ピンアンにとっては家族の存在が何よりも大切なのだ。

 



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